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東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。

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2010年5月27日木曜日

印刷会社の品質管理

ある印刷会社の方と話していた時の事。

品質事故が一向に減らないと嘆いておられました。

DTPでのチェックミス
刷版での凹み・キズ
印刷のゴミ・汚れ・色調不良・見当不良・ブロッキング・ドライダウン・ブランの凹み・ドッグイヤー
製本加工の折ずれ・ドッグイヤー
納品の遅れ
部数の欠落・余剰

印刷の品質事故にはこの他にも色々とありますが、その会社で多いのは、色調クレームとDTPのチェックミス。

色調不良は、クライアントと営業と現場の意思疎通のミス。
DTPのチェックミスは、朱(赤)の見落とし、訂正方法による朱(赤)字以外部分の変更見落としが多くあるようです。

技術的な品質事故は機械の性能や、検査機器の向上により極端に少なくなってきました。

品質事故にはコミュニケーション不足や担当者(作業者)以外わからない内容でのミスが目立ちます。

この品質事故は一気になくそうと思ってもなかなか無くなりません。

コミュニケーション不足の場合コミュニケーションを増やせと言われても、どうコミュニケーションをとるのか?
担当者(作業者)以外わからないミスをどう発見するのか?

組織的・システマチック的な対策が必要になり、組織に浸透させるまでに時間がかかってしまいます。

営業・工務・生産では製品に対する考え方も違ってきます。

他の印刷会社が、ある方法でそれらの品質事故がなくなったからと言って、違う会社でその手法を用いて品質事故がなくなるとは限りません。

まして、品質事故の原因を「人(担当者・作業者)」に求め、品質事故対策を立てるのは、必ず再発する保証を自らおこなうようなものです。

品質事故対策には、それぞれの会社に合い、システムとして、マネジメントとして確立しないと品質事故対策にはならないのですが、そこに目が向く方が少ないように思いました。

小手先だけの改善は小手先でしかないんですけどね。

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