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東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。

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2010年4月30日金曜日

環境に配慮した販促物(POP等)の作り方

環境に優しい・環境に配慮した印刷物・販促物を作る方法としては、機材の指定・資材の指定・環境マネジメントの指定・カーボンオフセット・カーボンフットプリントの指定等があります。

環境マネジメントの指定は、ISO14001・エコアクション21・グリーンプリンティングがあります。

機材の指定は、水なし印刷・デジタル印刷・水性フレキソ印刷・水なしUV印刷があります。

資材の指定は、再生紙・森林認証紙(FSC・PEFC)・間伐材・非木材(非石油系)等の用紙、ベジタブルオイルインキ(SOY INK・ライスインキ・植物油インキ)・低VOCインキ・NON VOCインキ等のインキ、サーマルタイプPP(PPにはじめから接着剤が付いているタイプ)、難細裂化EVA・PUR等の製本糊(無線綴じ・アジロ綴じ・中綴じ)等があります。

カーボンオフセット指定は印刷物すべてのカーボンオフセットの方法と印刷物に一部当たり何円分のカーボンオフセットを行う方法とがあります。
前者はLCAを基にしたカーボンオフセット、後者はボールペンやノート・年賀状などに採用されているカーボンオフセットです。

これらを組み合わせることにより、顧客にアピール環境に配慮した印刷物・販促物・SPツールの作成ができます。

印刷物に限らず、製造される商品はLCAを基にすればカーボンオフセットができますので、マグカップ・団扇・扇子・タンブラー・クリアケース等のSPツール・ノベルティにおいてもCO2排出量「0」の商品が作成できます。

カーボンオフセットを行うことにより、地球温暖化だけではなく、新しい顧客の開発、商品の開発、他社との差別化ができます。

排出権取引価格はJOIの排出量取引参考気配によると1t ¥1,700前後。

プロバイダーを通して購入することになるため、詳しい値段は各カーボンオフセットプロバイダーにお問い合わせいただきたいと思います。

2010年4月29日木曜日

印刷物のCO2排出計算

印刷物のCO2排出計算方法はカーボンフットプリントとカーボンオフセットにより詳細の出し方が異なりますが基本的にはLCAに基ずいた、計算になります。

計算の簡単な概略は、インプットにおけるCO2排出量+生産時のCO2排出量+アウトプットにおけるCO2排出量+マテリアルフローコストで計算できます。

CO2排出計算に最低限必要な発注者側からの情報は、版形・部数・頁数・用紙銘柄(または品種)・用紙斤量・印刷色数・加工方法・納品先です。

この情報により、印刷会社ではCO2排出計算が出来ます。


ダウンロード先:https://drive.google.com/file/d/0B1QrXfNRLBiwVThmWlRmTTRHb2c/view?usp=sharing

この画像は私が印刷会社用にエクセルで作成した半自動見積書です。
画面のピンク地色の部分は手入力になります。

画面では、切れている部分もありますのでPDFファイルに起こしました。
PDF:https://drive.google.com/file/d/0B1QrXfNRLBiwS1F2emd1T2J6MzQ/view?usp=sharing

これらの見積もり情報により、自動的に、CO2排出量も計算されます。

それぞれの印刷会社により、印刷機・製本機・加工機・刷版機・温加湿器・照明・資材の輸送距離・リサイクルまでの輸送距離が違うため、それぞれの会社により同じA4チラシ 4/4 10,000部 ペラでもCO2排出量は違ってきます。

東京生産・メーカーの定格出力と仮定すると、およそ490㎏のCO2排出量・一部当たり49gになります。


自社の製品・サービスについては、どの企業も努力していますが、印刷物はアウトソーシングであるため、なかなかカーボンオフセットまで配慮できていない会社が多いのではないかと思います。

年間の自社の総印刷物をCO2化してみると膨大な数量になる会社も多いのではないでしょうか。

グリーン購入法が改正され、カーボンオフセット・カーボンフットプリントがグリーン購入として奨励されています。環境に力を入れている企業であれば、印刷物のみならず、すべてのグリーン購入製品についてカーボンオフセットが付与された製品に切り替え、CSR報告書にカーボンオフセット量として記載するのも企業の社会的責任の一環ではないかと思います。

2010年4月28日水曜日

ベジタブルオイルインキ(ベジタブルインキ)とは?

印刷業界でSOY INKに変わり最近主流になってきているのが、「ベジタブルオイルインキ(ベジタブルインキ。以下ベジタブルオイルインキと表記します)」。

印刷会社では労働安全衛生上、SOY INKやベジタブルオイルインキを自主的に使っている会社が増えています。
印刷発注時に、特別に指定しなくても、SOY INK・ベジタブルオイルインキを使用している確率はかなり高いです。

ベジタブルオイルインキが出荷され始めたのは2009年2月ごろからだったと思います。

印刷の発注に携わる方々は、印刷会社からベジタブルオイルインキ使いませんか?や、ベジタブルオイルインキのマーク付けませんか?等、他社との差別化として、環境対策としての売り込みが多くあるのではないでしょうか?

ベジタブルオイルインキって何?
SOY INKとどう違うの?
ベジタブルオイルインキの値段は?
どれくらい環境に優しいの?

等などの疑問があるかと思います。

詳しくは印刷インキ工業連合会HPの植物油インキ(HPへ飛びます)をご覧いただくとして、簡単にかいつまんで説明すると、ベジタブルオイルインキとはSOY INKと異なり、大豆油だけでなく、再生産可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油等の植物由来油、及びリサイクルした再生油を使用しています。

また、SOY INKと同じように含有量が定められており、インキ中の植物油の含有量が
・新聞オフ輪インキ:30%以上
・ノンヒートオフ輪インキ:30%以上
・枚葉インキ:20%以上(但し、金、銀、パール、白インキ:10%以上)
・ビジネスフォームインキ:20%以上
・ヒートセットオフ輪インキ:7%以上
・各種UVインキ:7%以上
・フレキソインキ:植物由来のタンパク3%以上

この条件をクリアしないとベジタブルオイルインキとはみなされません。

大豆油はご存知の通り、大豆から生成されるため、バイオ燃料としても注目されており、今後資源の争奪戦になる恐れから、代替製品として各種植物油インキが誕生し、SOY INKも含めた環境対応インキの総称をベジタブルオイルインキと言います。

ベジタブルオイルインキは大豆油だけに頼るのではなく、あらゆる植物油及び廃油からリサイクルされた再生油を使うことにより、資源の確保及び、価格の高騰を防ぐことになります。

これで、ベジタブルオイルインキが何か、SOY INKとの違いは何かお判りいただけたのではないでしょうか。

ベジタブルオイルインキの価格ですが、1KG缶で1000円前後ですので、SOY INKや石油系溶剤を使ったインキと値段は変わりませんが、特色などは若干高くなる傾向にあります。


ベジタブルオイルインキやSOY INKにも石油系溶剤が含まれます。
以前の石油系溶剤インキよりは20%ほど改善されたインキです。

使わないよりは使ったほうがいいベジタブルオイルインキ。
どこの印刷会社も労働安全衛生の立場から、ベジタブルオイルインキを使う傾向にありますので、印刷会社にとって特別な注文にはなりません。

印刷物の環境対策をお考えの方はベジタブルオイルインキ指定をしてみてはいかがでしょう。

2010年4月27日火曜日

イメージ広告とレスポンス広告

自社の製品・サービスのプロモーションとして、広告宣伝が一般的にはつかわれます。

大企業から中小・地場企業まであらゆる媒体を駆使した広告宣伝、プロモーションが行われています。

広告宣伝には、イメージを先行させたイメージ広告、広告の反応・評価をみるレスポンス広告があります。

多くの企業はイメージ広告の手段をとり、通販関係はレスポンス広告が多く見られます。

イメージ広告は、文字とうりイメージが先行するため、商品名・値段・連絡先・会社名は小さく書かれていることが多い。
たとえば・・・灼熱の太陽に砂漠、そこにモデルの女性がキンキンに冷えたビールジョッキを傾けている姿のポスター。
一種のサブリミナル効果により、ビールを飲みたいな~どこのビールでもいいからとなり、レッツ居酒屋・ビアガーデン・ビアホールになる。

どこの会社の、どのビールでもよく、とりあえずビール!的な要素になります。

レスポンス広告は広告の反応をみる広告で、どれだけの反応があり、そこからどれだけの成約に繋げれるかをみる広告です。

それぞれの企業により、イメージ広告かレスポンス広告か。
商品や会社の姿勢にマッチした広告を選ぶのですが、収益を上げるのであればレスポンス広告をお勧めします。

2010年4月6日火曜日

企業のCSR報告書に最適な印刷方法

印刷業界は、環境に対する認識はかなり低いと言わざるを得ないです。

印刷物に対して、企業がそれほど環境に対する意識が無いのもその一因です。

また、環境付加価値は、コスト高になってしまうと言う、印刷会社のミスリードもあります。

水なし印刷と水あり印刷を比べると確かに、刷版(アルミ板)は割高です。

しかしながら、水を使わない、添加剤も使わない、双方ともリサイクルに回す事が出来る。

ならしてみると、それほど割高になると言うものでもありません。

技術代と称する場合もありますが、水なし印刷の方が水が無い分ハンドリングが楽という印刷オペレーターもいます。

全ての印刷物を環境対応にする必要はありませんが、企業の顔の会社案内や、CSR報告書、IR報告書等は環境対応にしてもよいのではないかと思います。

しかし、今入っている印刷会社にはそのスキルが無い、対応していない等もあります。

日本全国で、カーボンオフセットに対応している印刷会社をリストアップしてみました。

(株)プリプレス・センター
札幌市中央区北2条西14丁目2-3
011-272-6670(代)

(株)ソノベ
宮城県仙台市青葉区一番町 
022-263-7733(代)

(株)久栄社
東京都中央区新川1-28-44
03-3552-7571(代表)

清水印刷紙工(株)
東京都文京区音羽2-1-20
03-3941-7171

(株)栄光舎
東京都目黒区中目黒1-8-8 目黒F2ビル2階
03-5794-1070(代表)

(株)文星閣
東京都大田区久が原2丁目12番12号
(03)3754-2121(代表

東洋美術印刷(株)
東京都千代田区飯田橋4-6-2
03-3265-9861

(株)ハタ技術研究社
東京都立川市富士見町1-2-6
042-526-1321

アインズ(株)
滋賀県近江八幡市中村町49-12
0748-32-1101
全国に支社あり

(株)わかくさ印刷
兵庫県西宮市小松南町3-1-8
0798-48-3419(代)

1t当たりの金額は3000円から5000円ぐらいの幅で取引をされています。

それくらいの金額は、印刷代に含んでもよいでしょう。

詳細は各印刷会社にお問い合わせください。

一覧に作ってみましたが、カーボンオフセットに対応している印刷会社は、少ない状況です。

これは、企業からの要請が無ければ「行わない」と言う印刷業界の悪しき風習です。

ここにあげた印刷会社は、印刷サービスと言う点で、現時点で環境最先端です。

今年からCSRにカーボンオフセットを取り入れている企業も多く出てきました。

来年はさらに多くなると思います。

この機会にカーボンオフセットを印刷物に導入してみましょう。

2010年4月3日土曜日

印刷会社の事務ワーク 自動化

印刷会社の営業マンの仕事として、最も時間を取られるのが、プレゼンするために考える時間と、プレゼン書の作成。

普通の会社はプレゼンに力を入れて、新規案件や新規取引先を探すのに躍起になっています。

このあたりが、印刷業界が、いろんな産業の下支えになっていて、人員等も他の産業から印刷産業に比較的流れやすい傾向にあります。

これが普通の会社なんですが、営業マンの仕事で、見積もりや受注伝票の作成に一番時間を取られている会社って、案外結構多かったりしてます。

いわゆる、普通ではない会社です。

自動化されていないんですよね、事務ワークが。

こんなことで時間を取られているようでは、新規案件や新規得意先を取れと言われても、無理です。

見積もりと原価計算書が連動していない会社も多いですね。

これも時間の無駄です。

同じ内容で、違う書類を書かなければならないなんて、バカバカしい。

って普通は思うんですけど、何故か印刷会社の営業って、受け入れてしまう。

うちの会社はこうだから、こうしてください、っと言われれば、新入社員はもちろん、他業種から流れて来た人でもそうなってしまう。

外からの血は改善の機会なんですが、潰してしまうんですよね。

覚える事が多すぎると言うのもあります。

一人前になってから言え等の言葉もよく聞かれます。それまでは意見するなと暗黙のプレッシャーですね。

印刷の見積もりの仕方も複雑だったりするのですが、完全自動化まではいかなくても、半自動化までくらいだったら出来るんですよね。

でもあまりみんなしたがらない。

エクセルの使い方が判らないと言うのもあるかも知れませんが、新規するのが嫌だからっと言うのもあります。

予算は達成しなければならないけれど、既存のAクライアントから、見積もりを頂いていまして、1000部から、10,000部までは千刻みで、10,000部から500,000部までは10,000刻みで見積もりしなければならなくて、新規行けませんでした。

ちょっと極端ですが、こんな感じです。

忙しく見せる事が出来るんですよね~、電卓叩いて、PCに打ち込んで、また電卓叩いて。

本人は必死にやってるかもしれませんが、それって一から作ると同じ内容でもかなりの重労働。

めちゃくちゃ時間がかかります。

でもそれを、嬉々としてやる、何故か、時間が潰せるから、忙しそうに見えるから。

社内の伝票作成も同じ。

何故か知らないけれど帳票が山のようにある。

帳票を作る時にシステムが自動計算をしてくれない。

こんなんじゃ、新規やれって言われてもそちらに時間が食ってしまいます。

当然、手作業が多くなれば、それだけミスも増えてきますので、時間はかかるわ、ミスは多くなるわ、作業効率は最悪の状態です。

それでISO9001の認証取っていると言ってる印刷会社も多く、なんだかなぁっという気になってしまいます。

そんな会社は看板だけのISOで業務改善や経営改善には全く興味が無いのだろうなぁ。

上場している印刷会社はやっぱりその辺は、かなり自動化されたり、専門の部隊があったり営業に対するフォローが行き届いていたりします。

中小になると、一部の会社以外、全部営業の仕事。

気合いで新規取ってこーいでも、いいのですが、それだけの事務ワークがあると気合も何も・・・。

幾つもの会社の内情を見て、やっぱり印刷会社は斜陽産業だ。

こりゃだめだ。

見かねてこうしたらどうですか?っとサービスで言った事もありますが、

聞く耳持たない経営者が多い産業ですね。

創業者が多いからかもしれません。

だから危なくなっちゃうんですよね、印刷会社。

自動化して、営業マンの鎖解いてあげないと。

ま~その鎖にしがみついてる人が、大半の様な気もするけど。

営業効率の低い会社はこの先、かなり厳しいですね。

システムを売っている会社はそこが狙い目だったりしますね。

2010年4月2日金曜日

印刷見積もりの半自動ソフト

印刷見積もりの自動化ソフトと言っても、私が、エクセルで作ったものです。

専門家の人や、関数大好き人間であればもっと、改良できるんだろうけど。



前画面で表示しても、全て表示されない印刷見積もりの複雑さというか工程の多さ。

ピンクのところが入力するところ。

基本原価に何パー乗せると言う発想なので、それぞれの項目でパーセンテージが設定できるようになっています。

原価計算書と、見積もりを合わせた物です。

カーボンオフセット用の見積もりフォーマットもありますが、これと似たような感じです。

欄外にLCAの計算書式があるだけ。

なのでカーボンオフセットやカーボンフットプリントをやりたい場合にも使えますが、

データはそれぞれの会社で取ってくださいね。

その辺のコンサルティングもやっていますが、まだまだ需要は無いですねぇ。

もう皆さん判ってらっしゃるんだろうなぁ。

日印産連は頑張って早めにいろいろやってたからなぁ。

このエクセルのソフト欲しい人にはお譲りします。

グーグルドライブにアップしてあるのでご自由にダウンロードしてください。

https://drive.google.com/file/d/0B1QrXfNRLBiwVThmWlRmTTRHb2c/view?usp=sharing

一声かけていただけると、嬉しいです。

改造は自由です。使いやすいように使ってください。
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