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東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。

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2010年5月22日土曜日

テレアポ・飛び込み営業の効果

どの業界・どの業種・どの企業でも新規顧客の開拓で一番先に思いつくのが「飛び込み営業」「テレアポ」です。

飛び込み営業・テレアポが効果のある業態も存在しますが、少数派です。

現実的には飛び込み営業・テレアポをやらされている営業マンは、契約ができず、どんどん自信を喪失してしまう傾向にあるのではないでしょうか?

私自身、前職の印刷会社では、一人で新規100%業務に従事し、会社からは「飛び込み」「テレアポ」以外の方法は認められず、苦労しました。

その頃の私の一日は、8時半始業、8時半から部長との打ち合わせ、その後、10時までかけれるだけの会社にテレアポの電話。10時からはテレアポの取れた会社へ訪問とその周辺地域の会社へ飛び込み。4時まで飛び込みを行い、5時ごろ帰社。その後6時まで再びテレアポ。

社長の指示で、10時から5時まで会社に居るなとの指示があり、5時までは会社に戻れない状況でした。

その後6時から部長と反省会(部長の小言を聞く時間)をし、7時からプレゼン資料やテレアポ資料・他の営業部員の為の資料を作成。
飛び込みで見積もり提出を依頼された先の与信審査調査票の発行。

会社を出るのは夜の10時くらい。

約10カ月このような日々を過ごしていました。

この間で仕事になったのは、5件ほど。

会長・社長・部長が会社に居るため、会社には居たくない、飛び込みをしても断られる、テレアポをしても断られる、会長・社長部長からは無能扱いされる。

何とか改善しようとして、指示以外の方法をとると、部長からは「指示した事以外はするんじゃない」と言われる。

どこの会社にでもあるような話です。

挙句の果ては、下期の構想から外れたからや会社を辞めてくれ、ただし自主退職と通告。


この時の経験のおかげで、飛び込み営業・テレアポ営業の限界を感じました。

この頃私が上司に提案した新規営業の方法は
①飛び込みは二人一組にしてほしい。
②営業ツールを新しくしてほしい(具体的な例を入れて)。
③ネットを有効に活用してほしい(アクセス解析等)。
④環境対策を前面にした営業させてほしい。

すべて却下されました。
大阪には大阪のやり方がある、東京から来たもんには判らないというのが理由です。

このような状態で、何の特色もない飛び込み営業・テレアポをひたすらやらされる状態になりました。

賢明な方はお分かりでしょうが、飛び込み・テレアポは相手側とうまくマッチングしないと機能しません。

必要としている会社・不必要な会社構わず訪問・電話することになります。

また売り込み体制になってしまうため、価格面で既存業者よりも安くするしか方法がない場合もあります。

これでは、いい製品・サービスも安売りに陥ってしまいがちです。

飛び込み営業・テレアポ営業はマッチングしない業態・業種では「ムダ」「営業マンの消費」でしかなくなります。

自社の売り上げを上げる方法・新規顧客を獲得する方法を、効果の出ない飛び込み・テレアポに求める方法から脱却しないと、企業の存続は難しくなってしまいます。

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