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東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。

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2010年6月18日金曜日

印刷 背割れ

印刷物で二つ折りや三つ折り等の折加工のある印刷物が数多くあります。

このところよく見かける印刷物には、「背割れ」が起きている印刷物をよく見かけます。

「背割れ」とは、折り機で折ったときに、折り目(背)の部分で割れたり、ちぎれたりする現象で、紙の部分が出てきてしまい、白くなっている事です。

「背割れ」の原因は、
①紙目が逆目である。
②厚い紙を筋押しなしで折っている。
③オフ輪による強制乾燥により、紙の水分が失われている。
④折機の圧力調整ミス。

等の原因が考えられます。

これらのすべての原因は、事前に「判る事」です。

①の原因は印刷会社の営業の知識の無さ。
②の原因は筋押し代を予算項目に入れない。
③の原因は印刷の品質設計ミス又は、予算優先でオフ輪で印刷を行った。
④の原因は折機のオペレーターの判断ミス。

この為に、せっかくの印刷物の見栄えが悪くなったり、商品に筋が入って商品イメージが損なわれたり。

仕上り一つで、イメージが変わってしまうのが印刷物でもあります。

お金を出して印刷物を作るのであれば、商品戦略にあったよい仕上がりの印刷物を作りたいですね。

2010年6月11日金曜日

品質管理とは⑤

一般的に品質管理は日本ではQC活動を基にした、TQC・TQMがあり、マネジメントシステムとしてはISO9001があります。

TQMはTQCより発展したマネジメントシステム。
ISO9001国際規格のマネジメントシステムです。


どちらがいいかとは、簡単に言えませんが、戦後アメリカから考え方が輸入され、QC→TQC→TQMの流れが日本の工業の品質を世界レベルにまで押し上げた事は事実としてあります。

一方ISO9000シリーズは戦後ヨーロッパの戦後復興のため、ISOの組織を作り、製品の規格を共通化しました。

どちらも戦後復興の為に役立ったマネジメントシステムです。

しかしながら現在ではISOが国際標準規格になっています。

ISOは最低限なす事の大枠であり、ISOの規格がすべてではありません。

企業に合わせて細かく規程を作る事、手順を作る事が出来ます。

結局は企業の取り組む姿勢が重要になってきます。

TQMもISOも生かすも殺すも企業次第になってきます。

2010年6月10日木曜日

品質管理とは④

企業によっては狭義の意味でも広義の意味でも品質管理を行いたい、品質保証を行いたいと考える場合も多くあります。

しかし狭義と広義では性格が違ってくるために、なかなか一人に割り振って行わせると言うのは無理が発生します。

またステークホルダーに対する問題もある為、ある程度現場認識も欲しいと考えている事ではないでしょうか。

ステークホルダーに対する手段としては内部監査があります。

内部監査により、手順とおりか、点検・検査は正常か、問題は発生しないか、発生した時の対処は、原因の追及は、等チェックし、場合によってはステークホルダーに公開する場合もあります。

内部監査は一年のうちに定期的に行われるのが理想であり、PDCAの修正・改善の資料にもなります。

内部監査を利用すれば、広義の意味でも、狭義の意味でも品質管理・品質保証は成立します。

2010年6月9日水曜日

品質管理とは③

品質管理・品質保証を行ううえで、内部の人間にはないスキルが欲しいから外部の人間を新たに雇用するという考え方もあります。

外部から雇用する場合は広義の意味での品質管理を任せる事に必然的になるのではないでしょうか。

狭義であれば、現場の人間を品質管理とすればいいだけ。

広義の意味では、マネジメントシステムを任せる事になります。

品質管理は、結果を作りこむためのプロセスの管理であり、そのプロセスには、品質だけではなく、原価・納期・安全・環境影響等考慮する必要があります。

製品企画・開発・設計・製造・購買・営業・経営資源等を管理する事が品質管理業務と言えます。

現場だけではなく、組織に対し縦横無尽に関わりを持てる部署が品質管理と言えます。

2010年6月8日火曜日

品質管理とは②

品質管理業務を行ううえで必要になってくる手法があります。

・グラフ
・ヒストグラム
・管理図
・チェックシート
・パレート図
・特性要因図(cause and effect diagram)
・散布図
・層別
・連関図法
・親和図法(KJ法の別名)
・系統図法
・アローダイアグラム法
・マトリックス図法
・マトリックスデータ解析法
・PDPC法

それぞれの会社でそれらの手法を駆使して分析などを行っていると思います。

それぞれの手法に対しては、詳しい書物をご覧になってください。

これらのQC7つ道具、新QC7つ道具と呼ばれる手法は一方法論であり、品質管理の一端です。

それぞれの企業・工程にあったものがあると思います。
再発防止のため、改善の為、現状を良くするため、予防処置を講じる為。

決して検査・検品だけが品質管理の仕事ではありません。

2010年6月7日月曜日

品質管理とは①

ある会社の社長さんと部長さんとお話をしたときに品質管理の話が出ました。

品質管理とは・・・・顧客に提供する商品およびサービスの品質を向上するための、企業の一連の活動体系。

この為、狭義での意味と、広義での意味があります。

狭義の意味では、部品やシステムが決められた要求を満たしていることを、前もって確認するための行為。品質保証の一部です。

広義の意味では、品質要求事項を満たすことに焦点を合わせた品質マネジメントの一部です。

企業にとって、狭義で取るか、広義で取るかにより品質保証の一部と考えるかマネジメントシステムとして考えるかの違いが出てきます。


仕事としての品質管理です。

ほとんどの会社の品質管理は狭義の意味での品質管理とし、検査・検品・技術的指導・技術的解決が出来る人を望んでいるようです。

このような場合、品質管理のレベルを上げるにはどうすればいいか?

現場の人間を品質管理として育成するのが適切です。

2010年6月5日土曜日

印刷会社の新規開拓営業

新規開拓と言うとどの業界、どの会社でも難しいものです。

まして印刷会社における新規開拓営業ほど過酷なものはありません。

各社新規開拓が頭打ちになるばかりか、既存客の売り上げ減少に悩まされています。

低価格であろうと高品質であろうとマーケットが縮小しているからです。

新規開拓営業のコツは
①強力なコネクション(発注せざるを得ないコネクション)で入り込む。
②縁故(強力なコネクションの一部)
③銀行からの斡旋
④お客さんからの指名(印刷通販含む)
⑤入札
⑥リバースオークション

これらのメリットは、与信の心配をそれほどしなくて済む事。確実に発注が来る事です。

テレアポ・飛び込みでは、「与信」が不透明です。
与信により仕事をお断りする場合もあり、無駄な努力となってしまいます。

デメリットは、万が一の場合、仲介に立った人(会社)にも大きな迷惑・信用不安を起こす場合がある。
価格競争に巻き込まれ、利益が薄くなる。

受注の確率はほぼ100%、新規開拓が出来ます。

これらの方法より確率は低くなりますが広告宣伝による環境先進企業アピール。

環境が地球問題として定着化している今日では、製品・サービスにおける環境対策・提案、工場・事務所などの環境対策が、発注者側の選択肢の一つになります。

今後はカーボンオフセット・カーボンフットプリントのサービスが従来と変わらぬ価格で、付加サービスとして提供できる印刷会社に発注されるのではないでしょうか。


そして、最も営業効率が悪いのは飛び込み・テレアポです。
①与信の問題
②価格競争
③営業ツール
④営業トーク
⑤訓練
⑥精神的苦痛
⑦付帯業務(見積もりなど)

これらを乗り越えなければなりません。

更に会社からの指示が付加される場合はそのハードルも越えていかねばなりません。

よほどタフで強力なコネクションがない限り、新規の壁は大きく立ちはだかります。


テレアポ専門部隊・自動計算見積・オンライン工程表等があれば、営業の負担は軽くなりますが、すべてを営業に押し付けた場合、最悪の効率及び最悪の成績になります。


印刷会社の新規営業では、社長・会長・取締役・部長のコネクション、低価格に耐え得る原価計算の見直し、高付加価値での利益確保の方策、マーケットの見極め、営業ツールの見直し、セールストーク、営業の付帯業務の軽減、これらが重要になってきます。

これでダメなら更なる奥の手を使うしかありません。

社長・取締役・部長等の幹部が一日会社に居るような印刷会社は黄色信号ではないでしょうか。

一番会社が儲かるのは営業が営業でなくなり、電話・メール・FAX対応・受注業務をさばくために会社から出れない状況が一番会社が儲かります。


理由は皆さん、お判りでしょう。

2010年6月3日木曜日

印刷 W2インキ

W2インキはDICグラフィックスが発売している水なし印刷機専用インキです。

正式名称は「ドライオカラー ナチュラリス100 W2」です。

W2インキの特徴はノンVOCである事。
ジョブ毎に行われるブラン洗浄・ローラー洗浄に使われる洗浄液が水系洗浄剤である為、水系洗浄剤からのVOC発生量が少ない事。
水なし印刷機専用の為、湿し水が使われない事。

これらがあり、オフセット印刷機の環境対策と言う面では今のところ最高の組み合わせです。

デメリットとしては、水なし印刷機専用の為、W2インキ・水系洗浄剤は流通量が少なく、価格が他のインキ・洗浄剤に比べ高価である事です。

また、W2インキを使っても水系洗浄剤を使っていない印刷会社もあります。

水なし印刷機+W2インキ+水系洗浄剤は印刷業界のVOC対策にはかなり有効ですが、設備の導入(専用刷版機・水なし印刷機)もあり、なかなか切り替える事が出来ないのが現状です。

VOC対策は印刷業界ガイドラインやコンサルティング会社でも積極的に行われています。

ただし現状は、印刷会社自体の意識が低く、VOC対策が実施されていない会社も多くあります。

日本印刷産業連合会の定める、VOC対策PDFや、P&Eマネジメント代表であり、グリーンプリンティング審査員・東京都VOCアドバイザーである寺田勝昭氏のセミナー等が印刷業界人には参考になります。

私は、寺田氏とはグリーンプリンティングで関わり、その後何度かセミナーでもお会いしております。
判り易く、丁寧なコンサルティングを行ってくれ、環境に対してほぼ無知であった私の師匠です(私が勝手に思っているだけですが・・・・)。

発注側としては、印刷物の環境対策をしたい、その為に少々高くてもVOC対策に対する先行投資と考える企業であれば、積極的に採用していただきたい、「水なし印刷機+W2インキ+水洗浄剤」です。

ただし、発注側で注意すべき点は、嫌な言い方ですが、印刷会社による「偽装」が行われている可能性も否定できないと言う事です。

実際に大阪の印刷会社で私は部長からそのような営業指導を受けた事もあります。

発注側は検証が重要になってくるかもしれません。

2010年6月2日水曜日

印刷 湿し水の廃棄

印刷会社では「湿し水」を印刷時に使用します。

湿し水にはエッチ液(リン酸、クエン酸、硝酸塩、リン酸アンモニウム、アラビアゴム、C.M.C等)が使用され、助材添加物としてIPA(イソプロピルアルコール)などの揮発性有機化合物が使用されています。

湿し水からは揮発性有機溶剤(VOC)が発生します。

印刷会社により湿し水に含まれるIPAは濃度は1%~10%、それ以上の割合で添加されている場合もあります。

印刷会社ではMSDSに則り管理されていますが、発生するVOCに対する対策はほとんど取られていません。

また、湿し水の廃棄は、行政により異なりますが、工場建屋からの総排出排水の%によりますが、直接下水や河川に廃棄される事がほとんどです。

最近では印刷会社もゼロエミッションを推進する会社が出始め、工場敷地内で排水の処理を行い、敷地内で生物・植物などに循環させている工場もあります。

しかし、ほとんどの会社は直接下水や河川に垂れ流しの状況です。

印刷物の環境対策を提唱し、売りにしている会社も多く出始めてきていますが、工場現場の環境対策が十分に行われている印刷会社がどれほどあるかは疑問です。

工場内でのVOC・工場周辺でのVOC・排水時のVOC等工場周辺環境に対する環境対策が必要になってくるのではないかと思います。

印刷物の環境対策だけではなく、印刷工場自体の環境対策も重要ではないかと思います。

イソプロピルアルコール MSDSページhttp://www.jpca.or.jp/61msds/j7cb22.htm

IPA代替え品tert-ブタノ-ル  MSDSページ
http://www.jpca.or.jp/61msds/j7cb19.htm

2010年6月1日火曜日

印刷物の油たれ

たまに目にする、印刷の油垂れ。

酷いものはむごい印刷物になりますね。

何故起こるか。

メンテナンスしてないからです。

メンテナンスの時間惜しんで、油垂れやインキたれが起きて、クレームになったら世話ないですね。

メンテナンスのしっかりしている会社の印刷機は古い機械でもすごく綺麗。

メンテナンスのしっかりしていない会社の印刷機は新しくても汚い。

特に印刷ユニットのあたりがめちゃくちゃ汚い。

これじゃぁ油も垂れますよって感じです。
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