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2010年5月20日木曜日

高精細印刷 メリットデメリット

高精細印刷と言いますと、AMスクリーンで300線以上の印刷物を一般的には指します。

通常のオフセット印刷物の線数が175線です。

ただ数字が大きければいいというわけではなく、意味があり、線数とは1インチにどれだけの線があるかということになります。

線数の数字が大きければ、それだけ1インチの中にある線が細い事になります。

当然ながら印刷技術は難しく、300線の壁を越えられない印刷会社も多くあります。

印刷物から線数をみるには「線数カウンター」があれば線数を見る事が出来ます。

以前所属した印刷会社で「300線で印刷しなくてもいい、客は220線で印刷しても判らないからその分、金もらってこい」と言う上司がいました。

印刷発注者の方は線数カウンターをお持ちになったほうがいいかもしれません。


話が横道にずれてしまいました。


高精細印刷の中にはAMスクリーンではなくFMスクリーンを使い会社もあり、その場合、判りやすいように「●●●線相当」と表現することが多くあります。

FMスクリーンの特徴は
・ガモット(色の再現域)の拡大により特色の再現性が良い。
・干渉モアレ・ロゼッタモアレの解消が起きにくい。
・インキを盛ってもハイライト・シャドウ部の色調が変わりづらい。
・インキの使用量が少なくなる。

等のメリットがあります。

顧客からすると、品質の良い印刷物が出来る。定期刊行物や大量に印刷する場合は、インキの使用量が減り印刷単価が下がるかもしれないというメリットがあります。

FMスクリーンのデメリットは、稀に、原稿により拡大率が大きいと荒れる、印刷用紙により(非コーティング系の紙が相当します)ドットゲインが多く中間からシャドーの階調が無くなってしまう。等があります。

FMスクリーンによる高精細印刷はAMスクリーンで言うところの600線~700線相当(10ミクロン)・300線~400線相当(20ミクロン)・200線~300線相当(30ミクロン)等があり、AMスクリーンよりも線数(相当ですが)が多くなります。

それだけ綺麗に上がり、印刷技術も必要となります。

高精細印刷はAMスクリーン、FMスクリーン共通して、技術力が重要な印刷です。

それだけに高い対価を払っても仕上げたい印刷物には最適の印刷方法と言えます。

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