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東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。

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2010年10月25日月曜日

印刷のクレーム対策やミスの原因

印刷物は生き物とよく言われるものです。

印刷物は工業品でありながら、一品一品の品質要求度が違う為、工芸品でもあります。

工業品でありながら工芸品である為、クライアントとのコミュニケーションが大きくモノを言うようになります。

この仕上りであれば色調のクレームは来ないと言うクライアントもあれば、この仕上りだとクライアントからクレームが来ると言う場合も。

同じ仕上りでもクライアントに左右されてしまいます。

この為、クライアントとのコミュニケーションが大切になってきます。

この点、印刷物は色が付いて居れば文句は言わないと言うスタンスの印刷物であれば、リバースオークションで十分コストを抑える事が出来ますが、少しでも色調に拘りがある場合は、リバースオークションに向きません。

トラブルの基になります。

印刷会社基準と発注者側基準とでは、乖離している場合が多くあります。

この為、色調に関するクレームについては、リバースオークションであれば、印刷会社は強い立場にあります。

現状リバースオークションのオークション画面ではそこまでの詳細を掲示している会社は少ないので、刷りっぱなし(サンプリングなし)、高速回転が可能になる為、ある程度安くても利益の確保が可能です。

これはリバースオークションの例で、普通の取引であればクレームは厄介ですね。

ISO9001をきちんと導入していれば、誰がその製品の出荷許可や次工程へのリリースを許可したのか、検査の結果がどうであったか等明確になる要素が多い為、クレームに対する対策案(是正処置)も立てやすくなります。

インク垂れや油垂れが起こってしまった場合、サンプリングの基準がしっかりしていれば、印刷途中で発見できます。

また、インク垂れや油垂れであれば、何故そのような事が起きたのか。

起きてしまった現象に対して、何が原因でその現象が起きてしまったか、根本的な原因を追及する事です。

物理的な問題であれば、報告もしやすく対策も立てやすくなります。

しかし「ヒューマンエラー」「人為的ミス」と言われる事が原因になってしまったクレームについてはなかなか、対策案が立てにくかったり、報告がしずらい場合があります。

「ヒューマンエラー」「人為的ミス」はなぜ起こるのか?

勘違い、その人しか知らない事項があり周りから発見できない場合等原因を人に求めがちですが、原因を人に求める限り、人が変われば再発します。

また人間は忘れやすい動物ですので、一定期間はそのクレームに対する事が共有されても、ある程度たつと、また同じクレームが他から来たと言うことも多くあります。

それは、原因を人に求めた結果です。

勘違い一つとってみても、何故その人は勘違いしたのだろう、何故勘違いする事が起きてしまったのだろう?勘違いを起こした時に同時に何かしていたのだろうか?勘違いした時間帯は?等、ただ勘違いした人が悪いではなく、何故勘違いという現象を起こしてしまったのか?

何が原因で勘違いを起こさせてしまったか?

その所を解決しないと、勘違いはほかの人でも、また同じ人でも発生します。

クレームは製造業では、切っても切り離せないものです。

しらみつぶしに潰しても、また新たなクレームが起きてしまう。

クレームを少なくするには、起きてしまった事の根本的な原因追求と、クライアントとのコミュニケーションが重要になります。

コミュニケーションを密にして、クライアントの品質要求レベルを聞き取り、フィードバックさせることも重要です。

顧客要求事項であり、要求事項を守った製品を納めて、クレームを無くす事に繋がります。

ただクレームは全く無くなりません、人が変わるだけでクレームが起きたりします。

クレームの要素はいたるところにあります。

ただそれらを如何に事前に潰すようにするか、未然に防止するようにするのが、会社組織の取り組みになります。

2010年10月15日金曜日

マネジメントシステム構築のコンサルティング料金が高いか安いか

とある企業さんに内部監査に行きました。

と言っても内部監査ってどんなもの?っという説明みたいなものだけど。

ま~これで、ちょっとはPマーク取得の為に役に立てたかな?

そこの社長と話をしていて、ISOの費用についての話が。

ま~Pマークにしろ、ISOシリーズにしろ、その企業単独ではなかなか取得は難しいもの。

そこにコンサルタントという輩がワラワラと来るわけだが、その費用。

ちょっと調べてみたら、だいたいPマークで120万から180万位。

ISOで100万から150万位の金額が相場みたいっすね。

で、問題はその金額が高いか低いか。

金額が高い低いはなんとも言えないっすね。

PマークやISOの看板だけ欲しく中身はいらないと言うのであれば高いだろうし、マネジメントシステムとして構築して会社を良くしようと言うのであれば、それは安いだろうし。

ただ、マークを取るだけで個人情報の漏えいや、品質事故の削減、売り上げの増加なんて事はまずない。

これだけは断言できる。

じゃあ、何故取得するのか?

それは、各企業によって理由は違う。

本気で個人情報の漏えいや、品質事故の削減、売り上げの増加をしたいのであれば別にマークなんて必要ないしね。

ま~それを急激に社内でやろうとすると日常の業務に大きく影響が起きたり、大きな設備投資をしなければいけなくなったり、社員どうしがぎくしゃくしちゃったり。

弊害の方が大きいだろうけど。

それを何とかするのが、マネジメントシステム。

マネジメントシステムで社員の意識がかわり、品質事故が減少したり、利益が増えると言うのはある。

又アンテナが増えたり、今までと違う事を行うと言う事でルーチン業務だけから、違う事を考えると言う事にも役に立つ。

ようは、使い様。

マークを取得するにしても、マネジメントシステムの認証なんかは使い様なんだな。

看板だけなら、そんなことも起きないけどね。

会社を本気で立て直したい企業にはマネジメントシステムは有効な手段ではある。

が、あくまでも手段の一つ。

生かすも殺すも企業次第。

そこにどうすればいいかとアドバイスを求められれば、アドバイスはする。

ただそのアドバイスを実行するには、生半可じゃ出来ないっすけどね。

ISOにしろPマークにしろ、看板だけなら短期で取ろうと思ったら取れる。

金さえかけりゃ、すぐとれる。

金で看板を買うのだから。

それで高いか安いかなんて言ったら高いっすよね。

中身はないんだから。

そんなマネジメントシステムなんて、社員にとってはいい迷惑だからやらない方がマシ。

そんなもの、どぶに金捨てるようなもんですわ。

中身があるマネジメントシステムであれば、そのマネジメントシステムだけではなく、あらゆる場面に波及する要素が大きい。

物の考え方から変わってくることもある。

やらないよりはやった方がいいけど、看板だけのマネジメントシステムなんて何の役にも立ちはしない。

ま~中身がある、マネジメントシステムの構築をしようと思ったら、それなりの時間とそれなりの経費がかかっちゃいますね~。

それが高いか安いかは、すぐには判断出来ないものですけどね。

2010年10月8日金曜日

PCR PA-BS-01 宣伝用および業務用印刷物

2010年10月7日にCFP制度試行事業事務局により「PA-BS-01 宣伝用および業務用印刷物」のPCR(プロダクトカテゴリールール)が認定されました。

この「PA-BS-01 宣伝用および業務用印刷物」は先に公表されていた、PA-AD-02【改訂版】出版・商業印刷物(中間財) とは違い、秤マークを付ける事が出来ます。

まだ、計算キットは用意されていませんが、考え方自体は、カーボンフットプリントの考え方に沿っていますので、PA-AD-02【改訂版】出版・商業印刷物(中間財)の計算キットが使えるかもしれません。

また、・PA-AD-02 【改訂版】出版・商業印刷物(中間財)・PA-BB-02 【改訂版】紙製容器包装(中間財)・PA-BC-02 【改訂版】プラスチック製容器包装を引用しています。

内容的には、インプット・生産工程・アウトプットの総計になり、アロケーションは重量比、カットオフは5%以下になっています。

用紙などバイオマスに関しては、バイオマスを焼却した場合はGHGは考慮しなくてもよい事になっており、FSC・再生紙等の用紙を積極的に使う事によりGHGが相殺されている考え方になっています。


基本的に一時データの収集は1年間の収集となっており、これから開始すると一年後からの運用となります。

これにより印刷物にも秤マークを付けれるようになりました。

対象外は以下ものもです。
・宣伝用印刷物のうち、「POP(92314)」、「包装紙及びショッピングバッグ(92317)」、お
よび「その他宣伝用印刷物(92319)」。
・宣伝用印刷物のうち、「書画、楽譜等(9215)」に分類される「カレンダー及び暦(広告
用でないもの)(92155)」、および「事務用紙製品(9351)」に分類される「手帳
(935116)」。
・業務用印刷物のうち、「使用書(92324)」および「その他業務用印刷物(92329)」。
・宣伝用および業務用印刷物のうち、印刷版を使用しないオンデマンド印刷により作
成するもの。
・宣伝用および業務用印刷物のうち、電子出版物(CD-ROM、DVD 等)。
・宣伝用印刷物の付録類(電子媒体、試供品等)。

詳しくは商品種別算定基準(PCR)(認定PCR 番号:PA-BS-01)宣伝用および業務用印刷物をご覧ください。
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