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2009年5月14日木曜日

ISO9001解説28 製品実現・顧客関連(2)製品に関連する要求事項のレビュー

対訳ISO9001:2008品質マネジメントの国際規格P76~

製品実現
顧客関連プロセス
製品に関連する要求事項のレビューです。

組織(会社)は顧客に製品を提供する約束(約束とは、提案書の提出や契約・注文の受諾等の事)や約束の変更を行う前に、製品に対する要求事項のレビュー(適切性、妥当性、有効性の判断等により問題がないかどうかの判断)を行いましょう。

*契約とは、「製品仕様書」「納入仕様書」「図面」「作業指示書」「営業マンの口約束」等、製品に対する全てです。
*注文の受諾とは、日常的な注文(品番、納期、数量、納入場所等の連絡)。
*提案書とは、「見積書」「企画書」「提案書」「入札書類」等の事です。

レビューでは以下の事を確認しましょう。
①製品の要求事項が定められているか。
②以前からの契約や注文の内容が変更になったり、違う場合について顧客との間で了承が得られているか。見積もりや企画案等が変更になった場合についても、顧客との間で了承が得られているか。
③組織(会社)が定められた要求事項を満たす能力(技術、納期、価格、納品手段等)を持っているか。

①~③で確認した事項に関しては、記録を取り保管しましょう。また、レビューの結果を受けてとった手段・処置等(変更等)の記録を取り保管しましょう。
記録に関しては4.2.4で定めたルールに従います。

顧客が要求事項を書面にて示さない場合(電話や立ち話中等、口頭による契約や注文等)にも、組織(会社)は、顧客要求事項を受ける前に上記①~③の事項を確認しましょう。また、当然記録を取り保管しましょう。

製品の要求事項(契約・見積もり・受注等の内容)が変更された場合は、組織(会社)は関連する社内の文書(見積もり・受注票・作業指示書・製品仕様書・図面・検査基準書・購買指示書等)を修正しましょう。
また、変更された要求事項が関連するすべての従業者に確実に理解されるようにしましょう。

補足
インターネット販売などでは、個別の注文ごとに正式にレビュー(適切性、妥当性、有効性の判断等により問題がないかどうかの判断)を行うのは、非現実的です。このような場合は、事前にカタログや宣伝広告資料等、関連する製品情報等をレビューしてから、インターネットでの販売や資料の配布等、置き換える事も出来ます。

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