製品実現の計画での記録は、7.1のd)で、
「製品実現のプロセス及びその結果としての製品が、要求事項を満たしている事を実証する為に必要な記録」とあります。
製品実現のプロセスとは、製造工程だけではなく、受注、契約、設計開発、購買、外注、製造、サービス、外注、検査、在庫、納品、アフターサービス等、製品に関わる全ての工程業務です。
その結果としての製品とは、出荷前の製品ではなく、各工程業務のアウトプットです。
次工程への引き渡す製品(半製品、仕様書、図面、購買品等など)も含みます。
要求事項を満たしているとは、次工程へ引き渡す製品(半製品)が仕様や必要な事項をクリアしている事を指します。
実証するとは、証明できる事です。
この記録が必要になります。
この為、次工程への引き渡す際に、証明する必要があり、その記録を取る必要があります。
どの会社でも、不良品を次工程に流したり、不良品を出荷したりはしない体制にはなっていると思いますので、その辺も問題ないのではないでしょう。
後は記録として、どう残すかです。
今ある帳票類を少し工夫すれば、十分に記録として残せます。
東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。
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