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2009年7月2日木曜日

ISO9001 記録はこれだけつければよい。 

記録管理規程の作り方でも述べたように、最低限必要とされる記録を作らなければなりません。

作る記録は以下の通りです。

1.マネジメントレビューの結果の記録(5.6.1)
2.力量、教育・訓練及び認識(6.2.2 e)
3.製品実現の計画(7.1 d)
4.製品に関連する要求事項のレビュー(7.2.2)
5.設計・開発へのインプット(7.3.2)
6.設計・開発のレビュー(7.3.4)
7.設計・開発の検証(7.3.5)
8.設計・開発の妥当性確認(7.3.6)
9.設計・開発の変更管理(7.3.7)
10.購買プロセス(7.4.1)
11.製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認(7.5.2 d)
12.識別及びトレーサビリティ(7.5.3)
13.顧客の所有物(7.5.4)
14.監視機器及び測定機器の管理―校正又は検証に用いた基準(7.6)
15.監視機器及び測定機器の管理―異常が発生し場合の記録(7.6)
16.監視機器及び測定機器の管理―校正及び検証の結果(7.6)
17.内部監査(8.2.2)
18.製品の監視及び測定(8.2.4)
19.不適合製品の管理(8.3)
20.是正処置(8.5.2)
21.予防処置(8.5.3)

その他に、会社が必要とする記録

1.マネジメントレビューの結果の記録(5.6.1)を作りましょう。
と言いましても、マネジメントレビューが実際に行われるのは、一通り、品質マネジメントシステムが出来上がって、内部監査を終えてからですので、優先順位としては一番最後になります。

マネジメントレビューの結果の記録ですので、5.6.2マネジメントレビューへのインプット、5.6.3マネジメントレビューからのアウトプットの事項を含める必要があります。

記録のフォーマットとして
インプット事項、それに対応する社長の判断・指示。
アウトプット事項、それに対応する社長の指示。
とした方が判りやすいです。

マネジメントレビューで判断・指示を行うにあたり、インプット情報として報告する事項は以下の通りです。
①内部監査、外部監査の結果
②顧客からの情報(悪い情報主体、その他に目新しい業界情報、自社の評価等)
③品質目標に対する進捗状況(売上、生産等)
④製品の品質状況(不良率、不良の発生等)
⑤想定される問題への対策案及び実施状況(予防処置)
⑥発生した問題への対策案及び実施状況
⑦前回までのマネジメントレビューで指示された事の進捗状況
⑧仕組みに関わる変更点(仕事、組織、目標、設備等や経営環境の変化)
⑨(全ての)改善の為に提案する事項

これらを情報として社長に伝えます。

社長は報告されたら、当然ながらその報告に対して何らかの判断や指示を行う事になります。

又それらを総括的に判断してマネジメントレビューのアウトプットとして指示を行います。
アウトプット(指示)することとしては、
①会社全体の仕組みや、工程業務の改善(良い結果を出す為の)
②顧客の要望を果たす為に製品の改善
③資源(人・物・金)の提供を行う指示

インプット情報から、指示を出す事により、
①会社の仕組みが適切であるかの判断を行います。
②会社の仕組みが妥当(実際の業務と合っているか)判断します。
③会社の仕組みが有効に作用しているか判断します。
④会社の仕組みの改善状況を評価・判断をします。
⑤品質方針の変更が必要かの判断をします。
⑥品質目標の変更が必要かの判断をします。
⑦その他会社の仕組みの変更が必要か判断します。

これらの結果がアウトプット情報になります。

そしてこの結果を記録として残す事になります。

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