ISO9001で文書化しなければならないもの(ルールを明確にした文書=規程)は以上で終わりです。
数的には少ないし、規程として明記しなければならない事も、そんなに大したことではないですよね。
それゆえに、抜けているところも多く、会社として必要とする規程が必要になってくるという側面があります。
審査員から指摘された、コンサルから作れと言われた。
ままある事ですが、基本規程はこれだけで構いません。
だって、要求事項で求められている規程はこれだけですから。
例えば、購買規程を作ってくださいと、コンサルから言われたりします。
規格でも要求されていないし、購買に関わる人は一人だけ。
必要無いのではないか??
必要ありません。
じゃあ、その人が休んだ時はどうするのか?
その時は臨機応変で手のあいた人がやってます。
ほぼルーチンな購入なので。
特殊な場合は、上司が判断してやってます。
これで十分です。
もし、休んだ人がいて、その代わりに、詳細な手順書があっても、それを読むだけで一日終わってしまいます。
その日、購買のプロセスは機能しませんでした、チャンチャン。
と、なりかねません。
必要最低限の手順があるのであれば、明確にすればいいので、紙に書いた仕入れの仕方を、デスクの判るところに、貼っておくなり、置いておけばいいだけです。
また、過去の購買経験者に聞けばいいだけです。
会社のシステムって、そうそう大きく変化したりしませんよね。
大きく変化する時は、それなりに変わるので、みんな苦労して覚えます。
人が一人休んだくらいで、会社の機能が完全にストップする様な事は稀です。
だから、作らなくてもいい。ルーチンワークで業者の方がよく知っているっと言う事もあります。
ただし、会社が、必要だと思ったら作ってください。
各部署の手順書も同じです。
会社が必要と判断したら作りましょう。
作る基準としては、
①やたらと不良やミスが多い。
②会社にとっては最も重要なところ、ミスが致命傷になるところ。
③所属している要員がバラバラな作業手順で行っている。
④クレームがやたらと多いところ。
⑤手順書を作らないとまずいと判断したところ。
等などです。
会社や、部門、部署で判断して作ってください。
ただし、規程や手順書は、サービスの均一化、新入社員・途中入社の社員の教育に大きく役立ちます。
フローをつける為、仕事の流れが一目瞭然でわかる為です。
規程や手順書を作る場合で、新規で入ってきた社員・従業者の教育に使うには、かなり有効な教育資料になりますが、手の込んだ規程・手順書になりますので、文書作りになれていないと時間がかかる場合があります。
東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。
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