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2010年6月3日木曜日

印刷 W2インキ

W2インキはDICグラフィックスが発売している水なし印刷機専用インキです。

正式名称は「ドライオカラー ナチュラリス100 W2」です。

W2インキの特徴はノンVOCである事。
ジョブ毎に行われるブラン洗浄・ローラー洗浄に使われる洗浄液が水系洗浄剤である為、水系洗浄剤からのVOC発生量が少ない事。
水なし印刷機専用の為、湿し水が使われない事。

これらがあり、オフセット印刷機の環境対策と言う面では今のところ最高の組み合わせです。

デメリットとしては、水なし印刷機専用の為、W2インキ・水系洗浄剤は流通量が少なく、価格が他のインキ・洗浄剤に比べ高価である事です。

また、W2インキを使っても水系洗浄剤を使っていない印刷会社もあります。

水なし印刷機+W2インキ+水系洗浄剤は印刷業界のVOC対策にはかなり有効ですが、設備の導入(専用刷版機・水なし印刷機)もあり、なかなか切り替える事が出来ないのが現状です。

VOC対策は印刷業界ガイドラインやコンサルティング会社でも積極的に行われています。

ただし現状は、印刷会社自体の意識が低く、VOC対策が実施されていない会社も多くあります。

日本印刷産業連合会の定める、VOC対策PDFや、P&Eマネジメント代表であり、グリーンプリンティング審査員・東京都VOCアドバイザーである寺田勝昭氏のセミナー等が印刷業界人には参考になります。

私は、寺田氏とはグリーンプリンティングで関わり、その後何度かセミナーでもお会いしております。
判り易く、丁寧なコンサルティングを行ってくれ、環境に対してほぼ無知であった私の師匠です(私が勝手に思っているだけですが・・・・)。

発注側としては、印刷物の環境対策をしたい、その為に少々高くてもVOC対策に対する先行投資と考える企業であれば、積極的に採用していただきたい、「水なし印刷機+W2インキ+水洗浄剤」です。

ただし、発注側で注意すべき点は、嫌な言い方ですが、印刷会社による「偽装」が行われている可能性も否定できないと言う事です。

実際に大阪の印刷会社で私は部長からそのような営業指導を受けた事もあります。

発注側は検証が重要になってくるかもしれません。

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