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2009年6月26日金曜日

ISO9001 不適合製品管理規程を作ろう

不適合製品の管理に関する規定です。

不適合製品(不良品)は会社組織全体の工程業務や部署でも発生しますので、全部門をフォローする必要があります。

規程の作り方です。ルールを決めます。

表紙、ヘッダー、フッター、本文1.2.3は今までの規程の作り方と同じです。

4の手順からです。

手順に含めるものとして、不適合製品(不良品)の処理についてルールを決めます。
①不適合製品の処理の方法。
②不適合製品の処理の管理の方法(識別方法等)。
③不適合製品の処理に対する決定を行う人。
④不適合製品の処理に対する決定を承認する人
⑤不適合製品の処理の実行を行う上で責任を持つ人
これらを手順として決めます。

処理とは、以下の事を指します。
①不適合の原因を除去する方法(手直しや再格付け)
②特別採用(不良品のまま納品する、不良品のまま使用する)
③使用できない手段を取る(廃棄、リサイクル、返品等)
④納品後に発覚した場合の手段(製品に対する影響の度合いにより適切な手段を取る。これには製品回収、出張修理、使用中止の申し入れ、廃棄の申し入れ等)

残す記録としては、
①不適合の原因、状態(不良品報告書等)
②不適合に対してとられた処置(是正処置報告書)
この二つは最低限記録として保存します。

ルールとして決める事は以上ですが、その他に会社が必要であると判断した事を規程に盛り込みます。
例えば、不良を発見した場合の連絡ルート等があると、初期対応もスムーズになりますね。

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