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東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。

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2009年6月6日土曜日

ISO9001の本質的目的

ISO9001の目的は経営改善。

経営を改善する為のツールです。

この為、ISO9001の規格は、必要最低限のことしか書かれていません。

規格に書かれていないことも、自社のISO9001のルールに取り込む必要性があります。

経営改善には、コストを下げたり、売上を上げたり、利益をあげたり、新規顧客の獲得をしたり色々ありますが、規格の要求事項にはありません。

そこへ行きつく為の手段が書かれているだけです。

じゃあ、ISO9001って必要じゃないのではないか?

そう思う方も多いと思います。

ただ基本的なルールも決まっていないのに、いきなりコストを下げたり、売上を上げたり、利益をあげたり、新規顧客を獲得したりというステップに上がって、実践できるのか?

いや、ルールはあるよ。組織だからと言っても、そのルールが果たして、ルールになっているか?

決めたルールで同じようなものが幾つも存在したり、どこにあるかわからない様なルールでは、ルールになりません。

ISO9001の認証を取得している企業でも、ISOで決められているから内部監査や是正処置、予防処置を行うと言った側面がある限り、それはお荷物ISOです。

内部監査はあくまで、組織内でチェックして、マズイところを改めよう、将来的にヤバイんじゃない?っという物を見つけるチェック機能です。

そのチェック機能にコミュニケーションを付けたり、教育を付けたりする事により、社内全体のスキルアップ、経営者の考え方の浸透、自分たちが何をすべきなのかを考える場に内部監査は発展します。

規格はそこまで内部監査に求めていません。

最低必要な事をチェックして、内部監査をしてくださいっと言っているだけです。

それだけ行っているのであれば、形骸化された内部監査になってしまいます。

内部監査を行う人たちは組織の中では他の人よりもISOを詳しく判っています。

内部監査員と事務局を兼任していれば、組織の方向性も、運用方法も良く判っています。

内部監査は、監査は目的の一部であり、本来の目的は、コミュニケーション、教育、社内全体のスキルアップ、経営者の考え方の浸透、自分たちが何をすべきなのかを考える場と捉えなければなりません。

こういう風に考えていくと、ISOの要求事項は基本的な事だけで、その基本をもとに自分たちでアレンジしていく必要があります。

ISO9001の目的は、経営改善のとっかかりのはじめの一歩と考えて下さい。

ISOはいわば骨格です。それに肉付けして、初めて、ISOはモノになります。

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