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2009年6月29日月曜日

ISO9001 是正処置規程を作ろう

是正処置は、起きた問題に対する再発防止です。

問題の中には、製品の不良、顧客からのクレームから始まり、工程内でのトラブル、工程内での不良、規程違反(ルール違反)、仕組みの不適切・不適合等、会社のありとあらゆる問題です。

それらの起きてしまった問題に対して、問題の影響の度合いに応じた是正処置を行います。

規程の作り方です。是正処置のルールを決めます。

表紙、ヘッダー、フッター、本文1.2.3は今までの規程の作り方と同じです。

4の手順からは、決めるルールは以下の事をもとにルールを決めます。
①不適合(発生した問題)の内容を確認する手段・手順。
②不適合(発生した問題(顧客クレーム))の内容を確認する手段・手順。
③不適合(発生した問題)の原因を特定する手段・方法・手順。
④不適合(発生した問題)の再発防止の為に行う処置の判断の方法・手順。
⑤不適合(発生した問題)に対する処置の決定方法・手順。
⑥不適合(発生した問題)に対する処置の実施方法・手順。
⑦不適合(発生した問題)に対する処置の結果を記録する方法・手順。
⑧①~⑦までの実施した是正処置の有効性の判断を行う方法・手順。

これらの手順を決めます。

しかし、現実問題として、いきなり不適合(発生した問題)に対する処置の手順を決めても、業務の改善に結びつかない事が多くあります。

その原因は、明らかな問題にだけ対処している場合がほとんどで、対処療法になってしまっているからです。

根本的な解決になっていない場合が多くあります。

また、問題を是正処置にあげるまでの手段が明確になっていなく、何が不適合で是正処置を行わなければいけないのか、再発防止が必要なものは何か、発見や報告の手段や範囲、問題のレベル、問題の吸い上げ方等を決めておくことも必要になってきますが、規格では求められていません。

この辺りまで規程に盛り込むと、会社の改善に大分と役に立ちます。

ただし、任意です。

再発防止を行う為には、何が問題で、何が会社に損失を与えているか。会社の損失を防止する為には、どのような手段を取るのか?損失の再発を防止するには?と考えてみてください。

人為的ミス・ニューマンエラーと呼ばれたり、機械トラブルと言われるものにも突き詰めていけば、原因があるはずです。もちろん他にも色々なトラブルはあります。そのトラブルが会社の損失の原因かもしれません。いかに、問題(トラブル)を表沙汰にするか。現場から報告させるかが、その仕組みがあるかが、肝になります。

発生(発見)から報告、損失の原因、損失防止案の立案、損失防止案の実施、損失防止策の結果の効果確認と考えると、損失防止規程と考えたほうが良いものが上がります。

そこにISOで求められている事を当てはめると考えると「是正処置規程」や「不適合製品管理規程」このあとの「予防処置規程」がぐっと身近で有用な規程になってきます。

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