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2014年5月2日金曜日

PTA運営の仕方。PTAは必要か、不必要か

毎日新聞で、罰ゲームとか、学校の嫁とか言われていますが、そもそもPTAと言う組織は必要なのでしょうか?

1年間学級委員、1年間会長を務めさせていただいた経験からすれば、現状であれば必要が無い。
何故なら、PTAの組織が、現状の社会とマッチしていないからです。

この事については、PTA運営の仕方。毎日新聞 「PTA役員決めは罰ゲーム?」について 1 でも触れました。

要約すると、ほとんどの学校のPTA組織が、社会と適合していない。
それゆえにお荷物扱いされたり、罰ゲームとか嫁とか揶揄される事になっています。

PTA組織は任意団体ですので、本来であれば作っても作らなくてもよい。邪魔であれば、解散してもいいのです。
そして、任意団体ですので、加入は自由。強制ではありません。嫌だったら退会すればいいのです。
この辺はあまり知られていない事かも知れませんが、毎日新聞の報道で、浸透したかもしれません。

しかしながら、私の意見としては、PTA組織は必要と思います。
子どもの為、という側面だけでなく、保護者と教職員が共に学ぶ場でもあるからです。

残念ながら、ほとんどの学校では、共に学び、それを生徒(子ども)に還元するシステムが出来ていない。
大多数の場合、人員確保や名目上の組織になり下がってしまっている。
そこが勿体無い点だと思います。

会長をやっていて、色々な行事などで学校に行きます。
教職員や生徒とのコミュニケーションが発生します。
そして、PTAの役員をやっていなくても、学校行事には参加される保護者の方が多くいることに驚きます。
これは実施日にもよると思いますが、保護者が参加しやすい環境を作るという事も、PTA役員と学校の使命だと思っています。
また、一見関係がありそうで関係が無い役員の仕事も見直す必要があります。
子どもに関係する事で、どんどん内容を変えていっていいと思っています。

例えば、LINEなどを介したSNSでのいじめ。
これは学校を飛び越えた関係で存在する場合もあります。
地域性の問題になれば、当然関連する中学校にも応援してもらわなければなりません。
中学校・小学校から、ソーシャルに関する教育が必要になってくるのです。
今学校でどれだけ、ソーシャルを理解できている人がいるか。研修などに参加している教職員の方も多いと思いますが、理解できているか。
それならば、PTAで勉強する委員会があってもいいのではないか。

これはあくまで例なので、他にも子どもと教職員と保護者の関わりと言うのはいくらでもあります。
学校側は少なくとも、保護者の興味を引く事をPTAの活動に取り込むべきですが、現状の組織はそのような状況にないと思います。
だから形骸化してしまうんです。

PTAは必要、でも現状の組織を維持するのであれば不必要。
こんな結論になってしまいます。





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