PTA改革の初歩でもあり、突破口でもあり、要でもあります。
広報の仕事として、取材、編集、媒体掲出、媒体発行(アップデート)、ディレクション等があります。
広報は普通に仕事的にかなり充実した内容になります。
出版社や印刷会社に勤務した事が無い方は、その仕事内容の幅広さと充実さに驚かれるかもしれません。
裏を返せば、少人数で広報を行うのには歪が生じます。
広報委員長には、発行者としての文責が発生します。
ここまで書くと、かなり内容が重くなってしまいますが、実際に広報をされた方に聞くと、またやりたいという意見が多くありました。
かわち野高校では、年3回のPTA新聞の発行だけでしたが、出版社や印刷会社に勤めた事が無い方だったようで、取材や編集作業が楽しかったとおっしゃっていました。
広報の仕事内容は、今まで経験をされた事のない方には楽しい作業だったようです。
その分、学校に出向く事も他の委員よりは多かったようです。
ただ、人数が少ないと、どうしても最小限の広報活動になってしまいます。
最小限の広報活動では、ほとんど意味をなさない場合が多い。
そして、PTAの活性化や参加者を増やす等の、PTA改革にはほど遠い内容になってしまいます。
広報は他の委員と違って、本格的に始動し始めると活動範囲も広くなり、仕事も増えます。
例えば野球部。
夏の甲子園に向けた予選。
結構共通の話題性としては、抜群のキラーコンテンツです。
野球部が弱くても強くても。
でも取材に行っていない。PTA新聞に掲載されていない。
他にも部活動が活発な高校や大会で優勝したり入賞したりする場合もあります。
そういった、学校が一丸となれるコンテンツを放置する事になってしまいます。
当然、事前告知も出来ていません。
生徒の活動ばかりを取り上げても、PTA活動の広報にはつながらないので、紙面や情報媒体のアップの仕方には工夫も必要になります。
となると、新聞媒体だけでは、紙面が少なすぎる、タイムリーではない等の問題が生じます。
そこで、お互いに補完し合う為の別の媒体が必要になってきます。
今はインターネットを介在してあらゆる媒体が存在します。
それを利用するのが一番良いです。
インターネットを利用するメリットは
- タイムリー性
- 情報量
- グラフィック
- 公開性
- 伝播性
しかし、インターネットを利用するデメリットも存在し
- プライバシー
- ウイルス
- ハッキング
これらのデメリットもあります。
これらは考えようや対策でなんとでもクリアできるデメリットです。
改善できるデメリットです。
学校の広報のあり方の理想は
- 新聞以外の媒体を増やす。
- 極力タイムリーな情報を流す。
- 事前告知を増やす。
- 生徒のクラブ活動なども紹介する。
- PTAが何をしているのかを紹介する。
- 会議の議事録を記載する。
- 広報の人員を増員する。
こんなところではないでしょうか。
発信量や発信内容が充実すれば、学校に興味を持つ保護者も増えますし、PTA活動に参加したいと考える保護者も増えます。
PTAを活性化するには、最初に広報を活性化させる事が必須です。
ただ、広報を活性化するには、教職員の協力が不可欠です。
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