その文字の通り、学校内の教職員、生徒、保護者だけに発信するのではなく、地域や関連する学校、教育機関、会社にも報じる必要性があります。
- 地域に学校はあるのだけれど、何を一体やっているのかしら?
- あの学校に進みたいけれど、どんな事をしているのかしら?
- 子どもがあの学校に進むと言っているけれど、PTAって何してるのかしら?
- 会社の近くにある学校だけど、どんな事をしているのだろう?
他にも学校とそれ以外のかかわりが多くあるのですが、学校も、PTAも広報に力を入れている所は少ないです。
これが私立になると、広報が充実しています。
使える予算の違いもあるのでしょうが、根本的に意識が違うと感じます。
私立の場合、生徒を集める為には、積極的な宣伝・広報をしなければならない。
イメージ宣伝よりも、内容を告知する広報的要素が主要を占めます。
この学校に来ればどんな事が出来、何をやっていますよ。卒業後の傾向はこうなってます。
生徒が集まらないと死活問題になりますので、その点は必死です。
そして予算もつけます。
しかし、公立の場合は、その意識が希薄です。
予算を一応つけていても、使いきることは無い。
PTAの広報費も使いきる事が無く、終わっている。
予算が余った場合よく使われる事は、節約に努めた為、計上した予算を使いきりませんでしたよっと言う話し。
でもそれはやるべき事をやって、言える事で、何もやっていない場合が多い。
その予算の組み方も、今までこの金額だったから、これだけ計上します。
内容が変わろうが変わるまいが同じ金額を、惰性の様に毎年計上する。
これでは、節約に努めたという為の予算計上になってしまっている。
本末転倒ですよね。
節約するのは構わない。この考え方は素晴らしいと思う。
でもやることやらないと。
PTAを活性化したり、参加者を増やしたいのであればまず広報しないと始まらない。
その上で、多種多様な意見が出てくれば儲けもの。
多種多様な意見が出始めれば、問題点として改善をしやすい。その点に取り組めばいいのだから。
それは、保護者に限らず、周辺地域、関連教育機関、一般の法人からも意見が寄せられれば、それだけで活気がみなぎってきます。
ポジティブもネガティブも人に伝搬します。
今のPTA組織は自組織だけではなく、周辺も巻き込む事も重要なのです。
ただ、これだけは覚悟して頂きたい。
賛同する意見やほめて頂く意見もありますが、反論や批判の意見も寄せられます。
反論や批判の意見から、逃れようとするのであれば、組織の改革はできません。
反論や批判こそが重要な意見になります。
それを受け止める事が出来る会長や役員、実行委員、教職員でなければ、組織改革はできない。
若しくは、現組織に居なくても、それをサポートできる人材が居るか居ないかによっても変わってきます。
その人材を、PTAの一般の会員の中から探すか、外から連れてくるか、現執行部と学校側がどうするか決めればいい事です。
手っ取り早いのは、雇う事です。その方が、組織改革は段違いに早いです。
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