ウェブテストでは、目標(購入、メルマガ購読申し込みなど)や指標(収益、滞在時間、直帰率など)、改善したい場合に、実施すると最も効果のあるリンク先ページのパターンを見つける事が出来ます。
ウエブテストでは、テストするパターンを5パターンまで登録する事が出来ます。
これらのテストパターンは、それぞれ異なったURLで表示してテストを行います。
Google アナリティクスでは、ウェブテストにより、
- ランダムに抽出されたユーザーを対象に、ウェブページの複数のパターンを表示して成果を比較する
- テストの対象となるユーザーの割合を決める
- テストする目標を選択する
- テストの進捗状況をメールで受信する
- ビジネス成果の改善に役立つテストの用例
これらの事を行う事が出来ます。
サイト運営者側は、サイトをアップする時に最終候補を絞り込んでサイトをアップする事をせず、最大五個までのサイトデザインをテストして、テストの結果から最終的に採用するデザインを決める事も可能です。
たとえば、産直品を販売するサイトを運営している場合、お取り寄せで、「スタンダード」、「アドバンス」、「プレミアム」、「頒布会」、「おまかせ」の 5 つのコースを販売しています。
利益率は「スタンダード」⇒「アドバンス」⇒「プレミアム」⇒「頒布会」⇒「おまかせ」の順で、「おまかせ」 が最も高い利益率に設定しており、「おまかせ」 コースを選択するユーザー数を増やしたいとします。
ほとんどのユーザーがランディングでトップページに着地場合、現在のトップページを第一のテスト対象とします。
次に、テスト用に、トップページの別パターンを4つ作成します。
テスト用のページは、それぞれ「おまかせ」をアピールする為に工夫を凝らします。
赤い文字地黄色で大きく「おまかせ」と表示するパターン、「おまかせ」コースのメリットを詳しく説明するパターン、「おまかせ」コースの写真を多用するパターン、「おまかせ」コースで作った料理を紹介するパターンなどです。
これはあくまで例です。
この 1+4の パターンを使用するようテストを設定します。
テストが開始すると、ランダムに抽出されたユーザーに対してオリジナルのホームページを含めた各種パターンが表示されます。
あとは「おまかせ」コースを選択するユーザーの割合がどのページで最も高くなるのか結果が出るのを待ちます。
コンバージョン数の最も多いパターンが判明したら、そのパターンをすべてのユーザーに表示するよう設定します。
ただし、Google アナリティクス オプトアウト アドオンをインストールしているユーザーには、ウェブテストは表示されません。
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