その時に書類審査での不備等を改善するように要請が来ます。
現地審査まで書類審査の不備を改善するか、もう一度書類を出すように指示されるかは、書類審査での、指摘事項の多さや、審査機関の判断により異なりますが、このブログの指示通りに進めれば、ほぼ、書類審査での改善点は現地で確認になります。
現地審査では、Pマークを半年で取得する 現地審査の章でも述べましたが、審査をスムーズに進める事に心がけます。
書類の準備はJIPDEC 一般財団法人日本情報経済社会推進協会が発行するガイドラインの順番通りに用意します。
書類には、
- マニュアル
- 個人情報保護方針
- 各種規格
- 記録類(実際の記録と様式)
です。
書類審査が済むと現場審査になります。
現場審査では、一般職員の方がたに質問が及びます。
この時に、判断する事は、JIS Q 15001マネジメントシステムが、従業者に浸透しているか、手順を理解しているかどうか確認されます。
この為、JIPDEC 一般財団法人日本情報経済社会推進協会が発行するガイドラインの手順を確認、作業状況を確認、周知徹底しているか確認等と記述がある箇所は、従業者に質問される事項ですので、審査の時に居る従業者には徹底させます。
逆に言えば、質問されても答えられない様な従業者は、その日休ませるか、外出させる、等の手段を取る事も可能です。出来ればこの手段を使う事無く、全員が、自分に関係する部分については理解して欲しいものです。
現地審査が終了し、総括が終わり、その後若干の是正がある場合があります。
是正を報告して、最終的に審査会で諮られ、認証付与取得になります。
ここで社長は、頑張った人たちの慰労をねぎらってあげてください。
半年で取得するには、実際の自分の業務以外に、結構なパワーが必要になりますので、特別手当でも弾んであげてください。
そうする事により、飴と鞭ではありませんが、内部監査員、推進委員、事務局というのは、なかなか自らやりたいという人が少ないです。皆無の場合もあります。
そこで飴を使ってでも、内部監査員、推進委員、事務局になる人に報奨を与える事により、参加者のモチベーションを上げる事になります。
認証付与取得が最終目標ではありません、3年毎に更新がありますので、日頃の運用が大切になってきます。
認証付与取得が出来たからと言って、安心しきらないでくださいね。3年なんてすぐ来ちゃいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿