では何故、個人情報の流出が起きるのでしょうか?
個人情報の流出には3種類あります。
- ヒューマンエラー
- 不正アクセス
- 不正持ち出し
ヒューマンエラーは、誤送信、誤配布、誤廃棄、紛失等。
不正アクセスは、ハッキングなどによる外部からのアクセス。
不正持ち出しは、従業者や委託先等のアクセス権のある者が不正に持ち出す事。
ヒューマンエラーは、ミスなので、個人情報を何とかしようという意図はありません。あくまでミスです。
不正アクセスと不正持ち出しは、データを様々な意味で換金する事に目的があります。
不正アクセスの場合の主な目的は、クレジットカードやWEBマネー等が目的。
不正持ち出しは、住所氏名電話番号、クレジットカードやWEBマネー等が目的。
要は、お金に換金できる「ブツ」であるのが個人情報です。
不正アクセスは、それだけの技術があるので、クレジットカードやウエブマネー等直接的な被害が発生します。
不正持ち出しの場合は、クレジットカードやウエブマネー等直接的な被害の他、住所・氏名・電話番号・メールアドレス等、いつまでも金になる素材です。
しかし、法を犯す事でもあり、社内で罰則もある為、不正アクセスも不正持ち出しもハイリスクです。
では何故、リスクを冒してまで不正アクセス・不正持ち出しが行われるのか。
- 換金(ギャンブル・借金・女・男)
- 腕試し
- 発覚しない自信(組織の監督体制の不備を認知、スキルに自信)
これらが考えられます。
個人情報は「金」になる。だから、個人情報の流出は止まらない。
これは法で、個人情報の売買を禁止しても、無くなる事はありません。
今のところ、いたちごっこが続きます。
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