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2010年5月14日金曜日

リバースオークションのメリット・デメリット

最近企業での資材購入においてリバースオークションを導入している会社が多くなっています。

リバースオークションとは、商品の購入者が複数の業者に価格入札を行わせて、最も安い価格を入札した業者から購入を決定することです。

通常の商取引であれば、見積もり合わせ等で価格の調整を行う場合もありますが、リバースオークションの場合は最安値入札の会社に有無を言わさず決定します。

昔からある入札制度に似ていますが、入札制度では度々談合が指摘されてきました。
また入札制度は一発勝負の面がありますが、リバースオークションでは、オークションらしく刻々と現在の値段が表示されます。
ただし、入札者は判らないようになっています。

私自身東京都の担当であった頃、朝・昼・夕方と名刺を専用ボックスに置きに行き、空いた時間に近辺のクライアントを回ったり、喫茶店で同業者と色々なお話をしたりしていた時期があります。

入札制度には談合を排除しようと電子入札も出てきましたが、一発勝負の側面は変わっていません。

リバースオークションの場合、刻々と値段が表示されるため、修正して新たに入札しなおすことができます。

リバースオークションの購入者(発注者)側のメリットは1円でも安く購入したい資機材が買える事にあります。

入札者(供給者・業者)側のメリットは、今まで口座が取れなかった新規取引先の獲得が可能になります。

では、デメリットはないかと言うとかなり大きなデメリットが発生します。

購入者(発注者)側のデメリットは、今まで取引がある会社であれば、制作段階の進行・打ち合わせ等は慣例通りとなりますが、新規供給者の場合、一から説明しなければならない点。
期待している品質が保てるかどうかわからない点。
融通が利かない場合が多い点。
そのほか色々な発注者側に対する不都合が発生する恐れがあります。

入札者(供給者・業者)側のデメリットは、単に価格競争になってしまうため、値段がどんどん安くなってしまうことにあります。
また、既存のクライアントが値段だけで他社に流れる事が多くなります。

リバースオークションはコスト削減のツールとしては、画期的ですがデメリットも多くあります。

コスト削減のため何でもかんでもリバースオークションではなく、大量生産で多少品質的な問題があっても不都合がないものが適していると考えられます。

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