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印刷見積もりの見方(印刷)解説PDF.pdf
版サイズ・版の大きさ・何種類付くか・何個付くか・表印刷色数・裏印刷色数・同仕様印刷台数は刷版とリンクしています。
印刷枚数は、部数÷何丁(何個付くか)で、割り出します。
数量は印刷会社により台計算と通し計算のボーダーラインが変わります。
台計算は「印刷の色数×同じ仕様の印刷台数×単価」。
通し計算は「印刷枚数×印刷の色数×同じ仕様の印刷台数×単価」。
台計算とは、主に印刷枚数が少ない場合に用いられます。1色を1台(印刷機の紙に色を転写する一色分のユニット)とする計算の仕方です。
通し計算とは、印刷枚数が台計算よりも多い場合に用いられます。
機械に用紙を一回通した(一回印刷した)数で「通し数」とは印刷枚数×印刷色数が通し数になります。
台計算と通し計算のボーダーラインは印刷会社の減価償却の考え方により変わりますが、おおよそ印刷枚数が2500枚から5000枚で台計算から通し計算に変わります。
通し計算の場合、印刷枚数x印刷色数x台数で、通し数量が多い場合があります。
この現象は(印刷枚数+印刷予備枚数)×印刷色数×台数になっている場合があります。
製品にならない印刷予備枚数に対して印刷代を請求する印刷会社もあります。
見積もり合わせの場合は、考えなくてもいいかもしれませんが、随意契約・見積もり合わせをしていない場合は注意して見たほうがいいかもしれません。
余分なコストがかかっていることになります。
次回は用紙工程の見方です。
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