Google    ビジネスサポートプランニング: ISO9001 教育・訓練・技能・経験の記録 Google+

東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。

analytics

このブログを検索

2009年7月3日金曜日

ISO9001 教育・訓練・技能・経験の記録

2.力量、教育・訓練及び認識(6.2.2 e)の記録です。

何故この人がこの仕事に従事しているのか、責任を持っているのか等を客観的証拠として示す記録が必要になります。

規格では教育、訓練、技能及び経験についてと記されていますので、
①仕事を行ううえでどんな教育を行ったか。その評価。
②仕事を行ううえでどんな訓練を行ったか。その評価。
③その人がどのような技能(資格や能力)を持っているか。
④その人が仕事を行ううえでどのような経験があるか。

等です。

一覧表にしてもいいですし、個別ファイルにしてもいいです。

外部での研修やセミナーもあれば、OJTで教育した(トレーニングした)内容もあります。

実際、会社としてはOFFJTよりも、OJTで教育やトレーニングを行う方が多いと思います。

OJTだから記録が必要無いと言う事はありません。

OJTの中にも、どのようなトレーニングを積み、誰かが評価を行い、次のステップの仕事を行う。

文書はなくても、口頭で行っていたり、考課測定や人事評価で評価を行ったりする人が必ずいます。

ISOだからやらなければならないと言うのではなく、普段からやっている事をちょっと記録に残していくと言うだけです。

その記録が人事や給料の判定の元と言う事になったりします。

この為、今ある効果測定や人事評価に一工夫すれば、教育の記録として使える場合がほとんどです。

何も同じ内容の記録をこちらは通常の会社の仕事、こっちはISO用と区切る必要はありません。

同一フォーマットに出来ないのであれば、評価はこちら、教育の内容はこちらとしてもかまいません。

現場であれば、作業日報に上司が、
何月何日の備考欄に誰々さんを見習いとして配置。
何月何日の備考欄に誰々さんを教育者の誰某が作業を覚えたと太鼓判。
何月何日の備考欄に誰々さんを単独シフトに編入。
など書き込むのも、ありです。

ただしこの場合、書き込んだものをどこかに清書しなければなりません。

作業によっては1年以上見習いとしての期間があれば、短期間のものもあります。

短期間のものであれば、作業日報を兼ねてもかまいませんが、長期間であると、記録としての決まり(必要な時に必要な記録が取り出せる)が実行出来ない場合があります。

OJTでもちょっと付け加えるだけで、十分に記録がとれます。

これならそれほど負荷になりません。

会社は何らかの必要な教育を施して、社員を育てているのですから。

0 件のコメント:

コメントを投稿

バイナリーオプション BinaryFX

人気の投稿