Googleウェブマスター向けガイドラインと後述するベストプラクティスを見習って従う事により、検索結果に画像が表示される可能性が高くなります。
サイトマップに情報を追加すると、画像の詳細情報、検出が難しい画像のURLをGoogleに提供します。サイトマップへの画像情報の追加するを参考にしてください。
重要なテキストを画像に埋め込まない
重要なテキストを、リンクページの見出しやメニュー項目などの要素の画像に埋め込まない。ユーザーにより、その要素にアクセスできない場合があります。
重要なテキストベースのコンテンツに全てのユーザーが確実にアクセスする為には、HTML 内に記述します。
画像に関する情報をできるだけ多く Google に伝達する
画像の詳細や参考となるファイル名を伝達するファイル名は、Google側が画像の題材を知る手段になります。
画像の題材が判別できるファイル名を付ける事が推奨されます。
たとえば、women-red-dress.jpg(「赤いドレスの女性」という意味のファイル名)は IMG00123.JPG より判別しやすいファイル名です。
判別しやすいファイル名は検索結果を表示するユーザーにとっても便利です。
検索で画像が見つかったページに画像に適切なテキストが無い場合は、ファイル名が画像のスニペットとして検索結果に表示されます。
代替テキストを作成する
alt 属性は、画像ファイルのコンテンツを説明するために使用します。
この属性は、重要です。
その理由は次の通りです。
代替テキストは、画像の題材についての有用な情報になります。
Googleはこの情報を使い、ユーザーのクエリに最適な画像かどうかを判断します。
視覚障害がある、スクリーンリーダーを使用する、接続速度が遅いなどの理由から、ウェブページの画像を見ることができないユーザーも多く存在します。
代替テキストはこのようなユーザーに重要な情報を提供できます。
適切ではない例:<img src="red-dress.jpg" alt=""/>
適切な例:<img src="red-dress.jpg" alt="赤いドレス"/>
最適な例:<img src="red-dress.jpg" alt="パーティーで着た赤いミニワンピのドレス">
次のような記述は避けましょう。
<img src="red-dress.jpg" alt="赤い ドレス L 楽天 百貨店 通販 Dorry Doll ドリードール LAISSE PASSE レッセパッセ aimer エメ ZARA ザラ FOXEY フォクシー ラインナップ ロングドレス ミニドレス ツーピース ワンピース バッグ ティアラ ネックレス"/>
alt 属性に多数のキーワードを指定する(「キーワードの乱用」)と、ユーザーの利便性が著しく低下します。
また、サイトがスパムとみなされる可能性があります。
キーワードを多用せず、判りやすい情報で文脈に合わせて使用します。
Lynx などのテキストブラウザを使用してコンテンツの確認をする事も一つの方法です。
アンカー テキスト
外部ページのアンカー テキストを確認すると、サイトがどのように見られ、どのように位置づけられているかわかります。
通常、他のサイトからのリンク方法をコントロールできません。
しかし、自分のサイトで使用するアンカー テキストを便利でわかりやすい、適切なものにすることはできます。
こうすることでユーザーの利便性が向上し、リンク先の内容を把握し易くなります。
たとえば、旅行写真のページに「2015年1月伊勢神宮内宮の写真」のようなアンカー テキストを指定して関連づけができます。
画像の内容を適切に記述する
画像の周りに画像の内容(キャプション、画像のタイトルなど)を記述すると、画像の題材の重要な情報が検索エンジンに伝達されます。
たとえば、ドレスを紹介するページにサッカーの写真を載せると、soccer.jpg の題材について、検索エンジンに判別しにくい情報を伝達する事になります。
画像のそばには適切なテキストを配置しましょう。
また、わかりやすいタイトルやキャプションを画像に付けることが推奨されています。
画像を保護する最善の方法を検討する
画像はユーザーの善意悪意に関わらず頻繁にコピーされる可能性があります。
この為、同じ画像が多数画像検索で見つかる事があります。
Google社は、さまざまな情報を使用してオリジナル画像を識別しています。
できるだけ多くの情報を Google に提供する事により、コンテンツと題材を把握できるようになります。
ウェブマスターは、サイト内画像の不正使用に対する杞憂が付きまといます。
サイト内画像の使用や画像へのリンクを認めない場合、サイトの負荷は軽減します。
しかし画像を見に来るユーザーの数人の数や検索エンジンでの検索率も減少します。
画像の帰属を明記する事やサイトへのリンクを義務付けたうえで、画像の使用を認めるのも 1 つの方法です。
これには次のような方法があります:
- クリエイティブ・コモンズのライセンスのような、帰属の明記を義務付けるライセンスに基づいて画像を利用できるようにする。
- 帰属を明記する HTML コードを提供し、画像をページに埋め込むときに使用してもらう。このコードには、画像へのリンクと、サイトのソース ページへのリンクの両方を組み込めます。
同様に、著作権テキストや電子透かしなどの情報を画像に追加することもできます。
このような情報は画像の検索結果での掲載結果に影響しません。
撮影者は自分の著作であることを主張できるため、不正使用を防止できます。
ただし、電子透かしなどの機能により、画像や画像サムネイルの品質が低下した場合、検索結果でユーザーにクリックされなくなる可能性が高くなります。
検索エンジンに画像をクロールさせたくない場合は、robots.txt ファイルを使用して画像へのアクセスをブロックする事が出来ます。
ユーザーに高い利便性を提供する
優れた画像コンテンツをアップする事は、トラフィックを増加させる有効な方法です。
画像を公開するときは、ユーザーに高い利便性を提供できるように考慮するしましょう。
以下の点に注意するとユーザーにとって利便性があり有用なコンテンツが提供出来ます。
- 高品質の写真は、ユーザーを引き付けます。また、他のウェブマスターは質の高い画像にリンクしようとします。リンクされると、サイトの閲覧者が増えます。鮮明ではっきりした画像は、検索結果サムネイルもきれいに表示され、ユーザーがクリックしやすくなります。
- サイト内の複数のページに同じ画像がある場合、画像ごとに個別のランディング ページを作成します。ランディング ページでは、関連情報をすべてまとめて記載できます。説明となるタイトルやキャプションなど、ページごとに異なる情報を指定します。また、画像ごとにコメント、ディスカッション、評価を行えるようにする事も出来ます。
- すべてのユーザーがページの下までスクロールする事はありません。すぐに表示されるページの上部に画像を配置する事も一つの方法です。
- 類似の画像をまとめて保存するようなディレクトリ構成にします。たとえば、サムネイル用のディレクトリとフルサイズの画像用のディレクトリをそれぞれ別に作成するか、画像のカテゴリ別にディレクトリを作成します(例: sport ディレクトリの下に baseball, soccer, volleyball, tennis などのディレクトリを作成します)。
- すべての画像の幅と高さを指定します。置き換えできない要素のサイズが指定されていると、画像がダウンロードしていなくても、ウェブブラウザではページ表示を開始できます。サイズを指定しておくことで、ページの読み込みが早くなり、ユーザー エクスペリエンスを向上させます。画像の最適化は、ウェブ高速化サイトのウェブ画像の最適化を参照してください。
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