サイトのページへのリクエストがサーバーに送信されると、サーバーはリクエストに対するレスポンスとして HTTP ステータス コードを返します。
一般的なステータス コード
200 - サーバーはページを正常に返しました
404 - リクエストされたページは存在しません
503 - 一時的な問題により、サーバーにアクセスできません
1xx(一時的な応答)
一時的な応答を示すステータス コードです。リクエスト送信者は処理を続行する必要があります。
コード 説明
100(続行) リクエストを続行してください。サーバーは、リクエストの最初の部分を受信し、残りの部分を待っていることを示すためにこのコードを返します。
101(プロトコル切り替え) サーバーはプロトコル切り替えのリクエストを受信し、承認しました。
2xx(成功)
サーバーがリクエストを正しく処理したことを示すステータス コードです。
コード 説明
200(成功):サーバーはリクエストを正しく処理しました。通常、リクエストされたページがサーバーから返されたことを示します。robots.txt ファイルのステータスがこのステータスの場合、Googlebot が正常にファイルの情報を取得したことを示します。
201(作成されました): リクエストは正常に送信され、サーバーは新しいリソースを作成しました。
202(許可): サーバーはリクエストを受理しましたが、まだ処理は行われていません。
203(信頼性のない情報) :サーバーはリクエストを正しく処理しましたが、他のソースから取得した可能性のある情報を返しました。
204(コンテンツがありません): サーバーはリクエストを正しく処理しましたが、返されたコンテンツはありません。
205(コンテンツのリセット): サーバーはリクエストを正しく処理しましたが、返されたコンテンツはありません。204 レスポンスとは異なり、このレスポンスは、新規入力用に入力フォームをクリアするなど、リクエスト送信者がドキュメント ビューをリセットする必要があります。
206(部分的なコンテンツ) :サーバーは GET リクエストの一部を正しく処理しました。
3xx(リダイレクト)
リクエストを実行するには、さらに操作を行う必要があります。多くの場合、このステータス コードはリダイレクトに使用されます。リクエストあたりのリダイレクト数は 5 未満にすることをおすすめします。ウェブマスター ツールを使用して、リダイレクトされたページに対する Googlebot のクロールに問題があるかどうかを確認できます。【クロール】の【クロール エラー】ページには、リダイレクト エラーが原因で Googlebot がクロールできなかった URL が表示されます。
コード 説明
300(複数の選択肢): リクエストに対して選択可能な複数のサーバー操作があります。サーバーは、リクエスト送信者(ユーザー エージェント)に応じて操作を選択します。また、リクエスト送信者が操作を選択できるよう、サーバーでリストが提示される場合もあります。
301(恒久的に移動): リクエストされたページは、別の場所に恒久的に移動済みです。サーバーが GET リクエストや HEAD リクエストに対してこのレスポンスを返すと、リクエスト送信者は新しい場所に自動的に転送されます。Googlebot にページやサイトが新しい場所に完全に移動したことを通知するときに、このコードを使用します。
302(一時的に移動しています): 現在、サーバーは別の場所にあるページを使用してリクエストに応答しています。しかし、今後のリクエストでは、リクエスト送信者は引き続き元の場所を使用する必要があります。このコードは GET または HEAD リクエストに対する 301 コードと同じように、リクエスト送信者を別の場所に自動的に転送しますが、Googlebot は引き続き元の場所をクロールしてインデックスに登録するため、このコードを使用して Googlebot にページやサイトが移動したことを指示することはできません。
303(他の場所を参照): リクエスト送信者が別の場所に対する GET リクエストを別個に作成してレスポンスを取得する必要がある場合、サーバーはこのコードを返します。HEAD リクエスト以外のすべてのリクエストについては、サーバーはリクエスト送信者を他の場所へ自動的に転送します。
304(更新されていません):リクエストされたページは、前回のリクエストから変更されていません。サーバーがこのレスポンスを返す場合、ページのコンテンツは返されません。
前回のリクエストからページが変更されていない場合、If-Modified-Since HTTP ヘッダー と呼ばれるこのレスポンスを返すようにサーバーを設定する必要があります。これにより、前回のクロールからページが変更されていないことが Googlebot に通知され、帯域幅や負荷を軽減します。
305(プロキシを使用): リクエスト送信者は、プロキシを使用した場合のみ、リクエストされたページにアクセスできます。サーバーがこのレスポンスを返す場合、リクエスト送信者が使用する必要のあるプロキシが示されます。
307(一時的なリダイレクト): 現在、サーバーは別の場所にあるページを使用してリクエストに応答しています。しかし、今後のリクエストでは、リクエスト送信者は引き続き元の場所を使用する必要があります。このコードは GET または HEAD リクエストに対する 301 コードと同じように、リクエスト送信者を別の場所に自動的に転送しますが、Googlebot は引き続き元の場所をクロールしてインデックスに登録するため、このコードを使用して Googlebot にページやサイトが移動したことを指示することはできません。
4xx(リクエスト エラー)
リクエストにサーバーでの処理を妨げるエラーが存在する可能性を示すステータス コードです。
コード 説明
400(不正なリクエスト) :サーバーはリクエストのシンタックスを認識できませんでした。
401(認証されていません) :このリクエストには、認証が必要です。サーバーは、ログインを必要とするページで、このレスポンスを返すことがあります。
403(禁止): サーバーはリクエストを拒否しました。Googlebot でサイトの有効なページをクロールしようとしたときにこのステータス コードを受け取ると、ウェブマスター ツールの 【健全性】の【クロール エラー】 ページに表示されます。この場合、ご使用のサーバーやホストが Googlebot のアクセスをブロックしている可能性があります。
404(見つかりませんでした):サーバーは要求されたページを見つけることができません。たとえば、サーバーに存在しないページをリクエストすると、多くの場合、サーバーはこのコードを返します。
※サイトに robots.txt ファイルを設定しておらず、Google ウェブマスター ツールの 【ブロックされた URL】 ページにこのステータスが表示される場合は問題ありません。
robots.txt ファイルを設定していて、このステータスが表示される場合は、robots.txt ファイルの名前が間違っているか、ファイルの場所が間違っている可能性があります。
Googlebot がクロールしようとした URL にこのステータスが表示される場合、Googlebot が別のページから無効なリンク(古いリンクや間違った URL が入力されたリンク)をたどった可能性があります。
405(許可されていないメソッド): リクエストで指定されたメソッドは使用できません。
406(許可されません): 要求されたページは、要求されたコンテンツの特性を返すことができません。
407(プロキシ認証が必要です): このコードは 401(認証されていません)コードと似ていますが、リクエスト送信者がプロキシを使用して認証を行う必要があることを示します。サーバーがこのレスポンスを返す場合、リクエスト送信者が使用する必要のあるプロキシも示されます。
408(リクエストがタイムアウトしました) : サーバーは、リクエスト待機中にタイムアウトしました。
409(矛盾) : リクエストを実行する際に、サーバーで矛盾が発生しました。サーバーのレスポンスには、矛盾に関する情報が含まれています。サーバーは、以前のリクエストと矛盾する PUT リクエストへのレスポンスで、リクエスト間の相違点のリストとともに、このコードを返すことがあります。
410(存在しません): リクエストしたリソースが完全に削除されている場合、サーバーはこのレスポンスを返します。このコードは 404(見つかりませんでした)コードと似ていますが、以前は存在し、現在は存在しないリソースについて、404 コードの代わりに使用されることがあります。リソースを完全に移動した場合は、301 コードを使用して、リソースの新しい場所を指定する必要があります。
411(長さが必要です): サーバーは、有効な Content-Length ヘッダー フィールドのないリクエストを受理しません。
412(前提条件が失敗しました): サーバーが、リクエスト送信者がリクエストで指定した前提条件のいずれかを満たしていません。
413(リクエスト エンティティが大きすぎます): リクエストが大きすぎるため、サーバーはリクエストを処理できません。
414(リクエスト URI が長すぎます) : リクエストされた URI(通常は URL)が長すぎるため、サーバーは処理できません。
415(サポートされていないメディア タイプ): リクエストされたページでサポートされていない形式のリクエストです。
416(リクエストされたレンジが無効です) : ページで利用できない範囲にリクエストがある場合、サーバーはこのステータス コードを返します。
417(ヘッダーの処理に失敗しました): サーバーは、Expect request-header フィールドの条件を満たしていません。
5xx(サーバー エラー)
リクエストの処理を試行した際に、サーバーで内部エラーが発生したことを示すステータス コードです。リクエストではなく、サーバー自体にエラーがあります。
500(内部サーバー エラー): サーバーでエラーが発生し、リクエストを実行できません。
501(実装されていません): サーバーにリクエストを実行する機能がありません。たとえば、サーバーでリクエストのメソッドを認識できない場合にこのコードを返すことがあります。
502(不正なゲートウェイ): サーバーはゲートウェイまたはプロキシとして動作していて、上位のサーバーから無効なレスポンスを受け取りました。
503(サービスはご利用いただけません): 現在、サーバーは過負荷状態やメンテナンスによる停止のため利用できません。通常、この状態は一時的なものです。
504(ゲートウェイのタイムアウト): サーバーはゲートウェイまたはプロキシとして動作しており、上位のサーバーから時間内にリクエストを受け取れませんでした。
505(HTTP バージョンはサポートされていません) : リクエストで使用された HTTP プロトコル バージョンがサーバーでサポートされていません。
東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。
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