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2010年4月28日水曜日

ベジタブルオイルインキ(ベジタブルインキ)とは?

印刷業界でSOY INKに変わり最近主流になってきているのが、「ベジタブルオイルインキ(ベジタブルインキ。以下ベジタブルオイルインキと表記します)」。

印刷会社では労働安全衛生上、SOY INKやベジタブルオイルインキを自主的に使っている会社が増えています。
印刷発注時に、特別に指定しなくても、SOY INK・ベジタブルオイルインキを使用している確率はかなり高いです。

ベジタブルオイルインキが出荷され始めたのは2009年2月ごろからだったと思います。

印刷の発注に携わる方々は、印刷会社からベジタブルオイルインキ使いませんか?や、ベジタブルオイルインキのマーク付けませんか?等、他社との差別化として、環境対策としての売り込みが多くあるのではないでしょうか?

ベジタブルオイルインキって何?
SOY INKとどう違うの?
ベジタブルオイルインキの値段は?
どれくらい環境に優しいの?

等などの疑問があるかと思います。

詳しくは印刷インキ工業連合会HPの植物油インキ(HPへ飛びます)をご覧いただくとして、簡単にかいつまんで説明すると、ベジタブルオイルインキとはSOY INKと異なり、大豆油だけでなく、再生産可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油等の植物由来油、及びリサイクルした再生油を使用しています。

また、SOY INKと同じように含有量が定められており、インキ中の植物油の含有量が
・新聞オフ輪インキ:30%以上
・ノンヒートオフ輪インキ:30%以上
・枚葉インキ:20%以上(但し、金、銀、パール、白インキ:10%以上)
・ビジネスフォームインキ:20%以上
・ヒートセットオフ輪インキ:7%以上
・各種UVインキ:7%以上
・フレキソインキ:植物由来のタンパク3%以上

この条件をクリアしないとベジタブルオイルインキとはみなされません。

大豆油はご存知の通り、大豆から生成されるため、バイオ燃料としても注目されており、今後資源の争奪戦になる恐れから、代替製品として各種植物油インキが誕生し、SOY INKも含めた環境対応インキの総称をベジタブルオイルインキと言います。

ベジタブルオイルインキは大豆油だけに頼るのではなく、あらゆる植物油及び廃油からリサイクルされた再生油を使うことにより、資源の確保及び、価格の高騰を防ぐことになります。

これで、ベジタブルオイルインキが何か、SOY INKとの違いは何かお判りいただけたのではないでしょうか。

ベジタブルオイルインキの価格ですが、1KG缶で1000円前後ですので、SOY INKや石油系溶剤を使ったインキと値段は変わりませんが、特色などは若干高くなる傾向にあります。


ベジタブルオイルインキやSOY INKにも石油系溶剤が含まれます。
以前の石油系溶剤インキよりは20%ほど改善されたインキです。

使わないよりは使ったほうがいいベジタブルオイルインキ。
どこの印刷会社も労働安全衛生の立場から、ベジタブルオイルインキを使う傾向にありますので、印刷会社にとって特別な注文にはなりません。

印刷物の環境対策をお考えの方はベジタブルオイルインキ指定をしてみてはいかがでしょう。

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