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東大阪在住。印刷系・通販系が得意です。半年で取得するPマーク導入支援、SNS・懸賞サイトを使った、ローコストSEO対策・コンバージョンアップ、会社を変えるISO9001、効果的なSPツール・プレミアムグッズ・景品等の解説をブログでおこなっています。 現在はお仕事の依頼を受け付けておりません。

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2009年11月23日月曜日

ISOの取り組みは審査の為なのか、改善の為なのか

ISOは審査の為と改善の為?

審査の為にISOの業務を行う。ISOがうまく機能していない会社のほとんどが、意識してか、意識せずしてか、審査の為のISO対応になってます。

看板だけ欲しい会社であれば、これでも構いませんね。

本来の業務とISOの業務と完全に区別してしまう。

そのかわり、実際にISOの業務を行う人たちは大変です。

余分な書類や記録を作らなければなりますから。

その為に、余計な残業や労力を使う事になります。

会社がその残業代を負担したり、労力に報いる事が出来るか?

そこは会社の判断です。

あくまで看板として割り切るなら、これでも構いませんが、

本来の業務への負荷を考えると、コンサルタントや便利屋にISOの業務を外注するのが一番効果的でしょう。

審査対応だけなので、受ける方も気持ちが楽です。

ただこの場合は、取得の際のコンサル費用に、年間顧問契約を結ばないとやってくれないでしょうね。

取得の際のコンサル費用が半年で150万円、半年で終わらない場合は追加として、月30万、認証取得後の年間顧問契約料が月20万円x12カ月位かな。

サーベランスや審査の前月は別途50万円。

プラス、経費の実費(作成者や審査、承認の確認印、管理文書や非管理文書の判、プリントアウトする紙代、表示や識別のための材料、教育の為の資料等など)。

看板の為にこれだけ出せるのであれば、本来の業務とISOの業務の二重構造にしても問題は無いでしょう。

社員の負担は一気に減ります。

結構それくらいは軽く出せるよと言う会社は、多そう。

人一人雇うよりは安いですね。

あくまで看板の為にISOを取りたいと言う方向けですね。


改善のためにISOを行うのであれば、ISOをツールとして使うので、会社の業務をISOに合わせるのでなく、ISOを会社の業務に合わせる事になります。

当然本来の業務とISOの業務の2重構造にはならない為、会社の業務改善のためにISOが有効に働きます。

当然削るところは削り、肉を加えるところは肉を加えると言う事になります。

会社の経営改善は、各業務の改善である為、時間がかかり、従業者に理解してもらう為にも、時間がかかります。

しかし、会社全体の本気度が違う為、事務局や内部監査員のスキルの向上は計り知れません。

また改善のために、自分たちが何をやらなければならないかが、日常の仕事の中でも出てくるため、日常の業務が実はISOの業務だったと言う事になります。

後はうまく舵を取りPDCAを回して、徐々に会社のステージを上げていけばいいだけです。

ただし時間はかかります。

一度会社の業務を分解し、見直して、再構築する作業になります。

必要なものは残し、新たに付け加えるものは付け加え、削れるところは削る。

ISOの理解の為に、社員の招集も行わなければなりません。

その為に時間も取られてしまいます。

期間も1年以上はかかってしまうパターンが多くなります。

それだけの労力がどうしてもかかってしまいます。

費用はそれだけ濃密になると、半年で200万位はかかってしまいます。

それでも、年間顧問契約料もなけれな、サーベランスや審査前の特別料金もありません。

ただし、年間顧問契約は導入して数年は結んだ方がいいです。

定期的に外部のチェックやトレーニングを受ける事により、外部の視点での問題点等が洗いだせます。

また、ISOは経営改善の手段・ツールですので、2か月に一度や3カ月に一度、又は1カ月に一度など手を入れたほうが良いです。

取るまでも大変ですが、取った後、放っておいては意味がありません。

メンテナンスをしなければなりません。

この場合の年間顧問契約料は年間120万位かな。

そこまで一緒になって経営改善につきあってくれるコンサルタントを見つける方が大変ですが。

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